2026年10月8日放送の『林修の今知りたいでしょ!』では、ダイエット後のリバウンドを防ぐ方法が紹介されました。
せっかく体重を減らしても、しばらくすると元に戻ってしまう……。
そんなリバウンドの原因の一つとして、今回の番組で注目されたのがストレスです。
番組では、ストレスを和らげるために、1分間でできる3つの方法が紹介されました。
- 1分間の瞑想
- 1分間のストレッチ
- 1分間の好きなことタイム
この記事では、番組で紹介された方法やストレスホルモン「コルチゾール」とリバウンドの関係を詳しくまとめます。
さらに、現役理学療法士としてストレッチのポイントを解説し、最後に私自身のリバウンド経験についても紹介します。
リバウンドを防ぐ1分間の方法は?3つのストレス対策を紹介
今回の『林修の今知りたいでしょ!』では、髙倉一樹先生が、リバウンドを防ぐためのストレス対策について解説しました。
それぞれのやり方を見ていきましょう。
① 1分間の瞑想!呼吸を整える方法
最初に紹介されたのは、1分間の瞑想です。
番組では、呼吸に意識を向けて気持ちを落ち着かせる方法が紹介されました。
やり方
- 椅子に座るなど、楽な姿勢になる
- 鼻から1〜2秒ほど息を吸う
- 口から2〜3秒ほどかけて息を吐く
- 呼吸に意識を向けながら約1分間繰り返す
特別な姿勢をとる必要はなく、仕事や家事の合間にも取り入れられます。
ポイントは、呼吸を頑張りすぎないこと。
無理に大きく吸ったり、息を長く止めたりせず、自然に呼吸を続けます。
気持ちが落ち着かないときや、つい食べ物に手が伸びそうなときに、まず1分間呼吸を整えてみるのもよさそうですね。
ただし、瞑想だけでリバウンドを防げると証明されているわけではありません。
ストレスを和らげるための習慣の一つとして考えるとよいでしょう。
② 1分間のストレッチ!仕事や家事の合間にできる方法
2つ目は、1分間のストレッチです。
番組では、仕事中や移動中など、日常生活の中でもできる簡単な動きが紹介されました。
- 手をグー・パーと開いたり閉じたりする
- 手首をゆっくり反らす
- 首や肩を無理のない範囲で動かす
- 両手を上げて体側を伸ばす
ストレスを感じているときは、無意識に肩や首に力が入っていることもあります。
そんなときに身体をゆっくり動かすことで、筋肉の緊張を和らげたり、気分を切り替えたりするきっかけになります。
ここからは、番組で紹介された動きをもとに、理学療法士の視点で実践のポイントを補足します。
手のグー・パー運動|指や前腕を動かす
やり方
- 両手を身体の前に出す
- 指をゆっくり握ってグーを作る
- 指を大きく開いてパーにする
- 呼吸を止めずに数回繰り返す
手を握ったり開いたりすると、指を曲げ伸ばしする筋肉が働きます。
パソコン作業やスマートフォン操作の合間にも取り入れやすい運動です。
指や手首に痛みがある場合は、無理に強く握らないようにしましょう。
手首のストレッチ|前腕の筋肉を伸ばす
やり方
- 片方の腕を身体の前に伸ばす
- 手のひらを前に向ける
- 反対の手で指先を軽く支える
- 手首をゆっくり反らし、前腕の内側を伸ばす
- 反対側も同様に行う
手首を曲げる筋肉は、前腕の内側に多くあります。
手を使う作業が続いたときに、軽く伸ばしてみるとよいでしょう。
ただし、しびれや痛みが出る場合は中止してください。
首・肩のストレッチ|力を抜いてゆっくり動かす
やり方
- 背筋を軽く伸ばして座る
- 肩の力を抜く
- 首をゆっくり左右に傾ける
- 心地よいところで数秒止める
- 反対側も同様に行う
首を横に傾けると、反対側の首から肩にかけての筋肉が伸びます。
ただし、首は神経や血管が通る繊細な部分です。
勢いよく回したり、手で強く引っ張ったりする必要はありません。
めまいやしびれがある場合は中止しましょう。
両手を上げて体側を伸ばす|脇腹のストレッチ
やり方
- 椅子に座るか、安定した姿勢で立つ
- 両手をゆっくり上げる
- 身体を少し横に傾ける
- 脇腹が心地よく伸びるところで数秒止める
- 反対側も同様に行う
身体を横に傾けることで、体幹の側面にある筋肉が伸びます。
肩が痛い人は、無理に腕を高く上げず、上げられる範囲で行ってください。
理学療法士の視点|ストレッチで大切なのは気分転換
今回のストレッチは、脂肪を直接燃やすための運動ではありません。
身体の緊張を和らげ、ストレスを感じたときに気持ちを切り替えることが目的です。
全部を1分間で行う必要はなく、そのとき気になる部分を一つ選ぶだけでもよいと思います。
また、ストレッチを行う際は呼吸を止めず、痛みのない範囲でゆっくり動かすことが大切です。
③ 1分間の「好きなことタイム」!好きなものを食べてもいい?
3つ目は、1分間の「好きなことタイム」です。
番組では、好きなものを少し楽しむことで、ダイエット中のストレスを和らげる方法が紹介されました。
例えば、
- 好きなお菓子を少し食べる
- 小さなおにぎりを味わう
- 好きな食べ物を楽しむ時間をつくる
といった方法です。
ポイントは、我慢ばかりするのではなく、好きなものを少量楽しむこと。
1分間で好きなものを好きなだけ食べる、という意味ではありません。
番組では、午後の時間帯に取り入れる方法も紹介されました。
ただし、食べる時間帯だけで体重が決まるわけではなく、1日全体の食事量や栄養バランスも大切です。
ダイエット中に好きな食べ物を完全に禁止すると、かえってストレスがたまる人もいるかもしれません。
無理なく続けられる楽しみ方を見つけたいですね。
→【関連記事】【林修の今知りたいでしょ】体重の新常識まとめ!基礎代謝・内臓脂肪・リバウンド対策
なぜダイエット後にリバウンドする?ストレスとコルチゾールの関係
今回の番組では、リバウンドとストレスの関係についても詳しく紹介されました。
ダイエット成功後も体重が戻る人は多い?
番組では、9kg以上の減量に成功した約2,800人を対象とした調査が紹介されました。
そのうち、約43%が1年後に体重を戻していたという内容でした。
また、体重が戻った人の平均増加量は約7.2kgと説明されました。
せっかく減量できても、その体重を維持するのは簡単ではないということですね。
※上記は番組で紹介された調査内容です。調査対象やリバウンドの定義によって結果は変わります。
ストレスホルモン「コルチゾール」が食欲を増やす?
番組では、リバウンドとストレスホルモン「コルチゾール」の関係について、髙倉一樹先生が解説しました。
コルチゾールは、ストレスを感じたときに分泌が変化するホルモンです。
髙倉先生によると、ストレスによって分泌されるコルチゾールが食欲中枢を刺激し続けることで、食欲が増加してしまうとのこと。
つまり、番組では次のような仕組みが紹介されました。
- ストレスを受ける
- コルチゾールの分泌が変化する
- 食欲中枢が刺激され、空腹感が強くなる
- 食べる量が増え、リバウンドにつながる可能性がある
「ストレスを受けると空腹感を覚える」ことが、リバウンドにつながる場合があるという説明でした。
そのため髙倉先生は、ダイエット後の体重を維持するためにも、ストレスを和らげる取り組みが大切だと紹介していました。
ただし、リバウンドの原因はストレスだけではありません。
減量後のエネルギー消費量や食欲の変化、食事・運動習慣なども関係します。
今回の番組では、そうした要因の中でも、特にストレスと食欲の関係に注目していたわけですね。
17kg減量後も体重を維持!好きなことタイムの実践例
番組では、17kgの減量に成功した佐原裕介さんのエピソードも紹介されました。
佐原さんは、減量後も約1年間、体重を維持しているそうです。
その習慣の一つが、好きなアイスを楽しむ時間。
番組では「チョコバッキー」を食べる様子が紹介されました。
ダイエット中だからといって、好きなものをすべて我慢する必要はないという考え方ですね。
ただし、アイスを食べたから体重を維持できたというわけではありません。
あくまで、無理なく続けるための工夫の一例です。
→【関連記事】高野豆腐のおきかえダイエットのやり方は?1週間の効果・内臓脂肪の検証結果【林修の今知りたいでしょ】
リバウンド対策には1日8500歩?歩数と体重維持の関係
番組では、1日8500歩という数字も紹介されました。
2026年のヨーロッパの肥満に関する学会で紹介された研究として、体重維持と歩数の関係が取り上げられています。
8500歩が良い理由は、体が今どれくらいの体重なのかを感じることができる歩数である、として紹介されました。
ただし、8500歩を達成すれば必ずリバウンドを防げるという意味ではありません。
必要な活動量には個人差があり、歩行速度や運動習慣、食事内容なども関係します。
普段の歩数が少ない人は、まず今より少し歩く時間を増やすところから始めるのもよいでしょう。
→【関連記事】おへそ上下運動のやり方は?太りにくい体の作り方【林修の今知りたいでしょ】
→【関連記事】内臓脂肪を減らすカギは腸!高野豆腐・GLP-1と歯周病の関係【林修の今知りたいでしょ】
肥満の記憶が皮膚に残る?番組で紹介された新しい研究
番組では、リバウンドに関する話題として、皮膚に残る「肥満の記憶」についても紹介されました。
解説したのは、東北大学の丹野寛大先生です。
肥満だったときの影響が、減量後も皮膚に残る可能性があるという研究が取り上げられました。
番組では、皮膚の肥満記憶への対策として次の2つが紹介されました。
- 肌のケア:低刺激な保湿ケア
- オメガ3脂肪酸を含む食品の摂取:さんまなど
ただし、皮膚の状態がリバウンドを直接引き起こすと確立されているわけではありません。
肌の乾燥を防ぐ保湿ケアや、バランスのよい食事は健康管理として大切ですが、それだけでリバウンドを防げるという意味ではない点に注意したいですね。
20kg減量後にリバウンド!理学療法士の私が感じたストレスとの関係
実は私自身、過去に20kgの減量に成功したものの、その後リバウンドを経験しています。
減量に成功したときは、食事管理アプリ「あすけん」を使って摂取カロリーやPFCバランスを管理し、甘いものも1日200kcal程度を目安に楽しんでいました。
ところが、強いストレスを感じていた時期には、以前のような食事管理がなかなかできなくなってしまったんです。
今振り返ると、ダイエットをしていた頃とは真逆の生活になっていたように思います。
ストレスが減ったら、甘いものを無理なく控えられるように
2026年6月に仕事復帰してから、少しずつ今の生活にも慣れてきました。
現在は以前ほど大きなストレスを感じることがなく、ストレスがあっても比較的すぐに気持ちを切り替えられるようになっています。
すると不思議なことに、この1か月ほどは、特別に我慢しているつもりがなくても、甘いものを少し控えられるようになりました。
以前は難しかった食事やおやつの調整が、今はそれほど苦にならないんです。
今回の番組でストレスホルモン「コルチゾール」の話を聞いて、私自身の経験とも重なる部分があり、とても納得しました。
もちろん、私のリバウンドがコルチゾールによって起こったと証明できるわけではありません。
それでも、ストレスの大きさによって、食欲や食事管理への向き合い方が変わることを実感しています。
ブログは楽しいけれど、睡眠不足もストレスだった?
私は2025年11月からブログを始め、好きなことを記事にする時間を楽しんでいます。
ただ、仕事や家事と並行してブログを書いているため、睡眠時間が不足することもあります。
自分では楽しいと思っている活動でも、睡眠不足が続けば身体には負担がかかります。
今回の放送を見て、精神的なストレスだけでなく、睡眠不足による身体への負担も意識しなければいけないと改めて感じました。
最近は酢炭酸ダイエットにも挑戦中!
最近は、酢炭酸ダイエットも始めました。
リバウンドしたことを気にして、また厳しい食事制限を始めるのではなく、今の生活の中で無理なくできることから取り組んでいます。
酢炭酸そのものの減量効果については慎重に考える必要がありますが、新しいことに挑戦できているのは、私にとって前向きな変化です。
20kg減量した経験があっても、体重を維持することは簡単ではありません。
だからこそ今回の番組で紹介された「1分間のストレスケア」は、私自身にとっても参考になる内容でした。
リバウンドしたからこそ、今度はストレスや睡眠も大切にしながら、無理なく続けられるダイエットを目指したいと思います。
→【関連記事】20㎏減!理学療法士が酒粕習慣ダイエットで整った全記録。食事8割メソッドで老け見え・前髪も諦めない!
→【関連記事】酢炭酸ダイエット|お酢はどれがいい?黒酢・リンゴ酢・美酢など11種類を理学療法士が実践比較【ホンマでっか】
まとめ|リバウンド対策は1分間のストレスケアから!
2026年10月8日放送の『林修の今知りたいでしょ!』では、ダイエット後のリバウンド対策として、3つの方法が紹介されました。
- 1分間の瞑想:呼吸を整えて気持ちを落ち着かせる
- 1分間のストレッチ:身体を動かして気分転換する
- 1分間の好きなことタイム:好きなものを少量楽しむ
リバウンドには、ストレスだけでなく、食事や身体活動、減量後の身体の変化など、さまざまな要因が関係します。
私自身も20kg減量後にリバウンドを経験しましたが、最近はストレスが減り、無理なく食生活を整えられるようになってきました。
ダイエットは体重を減らすことだけでなく、心身の状態を整えながら続けることも大切なのだと、今回の放送を見て改めて感じました。
今度はストレスや睡眠も大切にしながら、自分に合った方法で無理なく続けていきたいと思います。
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