2026年9月3日放送のNHK『あしたが変わるトリセツショー』では、72分拡大版で「大腸がんのトリセツ」が特集されました。
番組で早期発見の「切り札」として紹介されたのが、40歳から毎年受ける検便(便潜血検査)です。
検便は、便に採便棒を刺すのではなく表面を「なぞる」のがポイント。陽性だった場合には、大腸内視鏡検査を受けることの大切さも紹介されました。
また、全国約300万人に届く「切り札」のプレゼントや、「受けたい」を実際の受診につなげる「衝動受診」という興味深い取り組みも。
この記事では、番組で紹介された大腸がん検診・予防・早期発見、検便のやり方、内視鏡検査、話題の「切り札」&プレゼントについて簡潔にまとめます。
後半では、自身のがん経験や、「検査が怖い」と受診できなかった家族を受診につなげた経験、理学療法士として治療後の生活に関わってきた経験から感じたこともお伝えします。
→番組の最後に紹介された「お酒との付き合い方のトリセツ」は、こちらの記事で詳しくまとめています。
【大腸がんのトリセツ】結論まとめ
まずは、『トリセツショー』で紹介されたポイントを簡単にまとめます。
| ポイント | 番組で紹介された内容 |
|---|---|
| 大腸ポリープ | 大きさだけでなく、がん細胞がどこまで「深く」入り込んでいるかが重要 |
| 大腸がん検診 | 40歳を過ぎたら毎年、検便(便潜血検査)を受ける |
| 検便のやり方 | 便に採便棒を刺すのではなく、表面をまんべんなく「なぞる」 |
| 衝動受診 | 「受けたい」と思ったタイミングで、実際の受診につなげる |
| 与那国島の切り札 | トリセツ祭りに合わせて「検便キット」を届けた |
| 全国への切り札 | 約300万人に特別な切り札「検診の案内」をプレゼント |
| 便潜血検査が陽性 | 自己判断で終わらせず、大腸内視鏡検査などの精密検査へ |
特に今回の放送で繰り返し伝えられていたのが、症状が出てからではなく、検便によって早く見つけることの大切さでした。
では、順番に見ていきます。
トリセツ01|大腸ポリープは「深く」入り込む前に見つける
大腸がんを考えるうえで、まず番組が注目したのが大腸ポリープです。

『トリセツショー』では、40歳以上では大腸ポリープが珍しいものではなく、大腸にできるポリープは他の臓器と比べても、がんにつながるものが多いと紹介されました。
もちろん、すべての大腸ポリープががんになるわけではありません。
そして重要なのが、ポリープの単純な「大きさ」だけではなく、がん細胞がどこまで深く入り込んでいるか。
がん細胞が深く浸潤し、血管などへ入り込むと、別の臓器へ転移する可能性も出てきます。
だからこそ大切なのが、症状が出る前の早い段階で見つけること。
そのための身近な方法として紹介されたのが、私たちも職場の健診などで経験することのある「検便」でした。
トリセツ02|大腸がん対策の秘策は「検便」
大腸がんで命を落とす人を減らすために、『トリセツショー』が強くすすめていたのが
検便(便潜血検査)
です。

便潜血検査は、便に血液が含まれているかを調べる検査。
大腸にポリープなどがあると、便が通過するときにこすれて出血することがあります。
そのわずかな血液を見つけることで、大腸ポリープや大腸がんを発見するきっかけにするというものです。
私自身も職員健診で何度も経験している、あの検査です。
今回の放送を見て、
「いつもやっているあの検便が、そんなに大切だったんだ」
と改めて感じました。
検便のやり方|便に刺さず、表面を「なぞる」
そして、今回ぜひ覚えておきたいと思ったのが便の採り方です。
採便棒を便の中へ突き刺してしまう人もいるそうですが、番組で紹介されたポイントは、
便の表面をまんべんなく「なぞる」こと。
ポリープなどから出た血液は、便全体に均等に付着しているとは限りません。
そのため、表面をなぞるように採取することで、血液を拾いやすくなると紹介されました。
職場の健診などで毎年何気なくやっている人も、次に検便するときには思い出したいポイントですね。
40歳を過ぎたら「毎年」受けることも大切
もう一つ大切なのが、一度だけで終わらせず、毎年受けることです。
番組では、便潜血検査による大腸がんの発見率には限界があるため、毎年繰り返し受けることが重要だと紹介されました。
繰り返すことで、計算上は大腸がんを発見できる確率が99%に近づくという説明もありました。
これは「毎年受ければ必ず99%見つかる」と保証するものではなく、番組でも理論上の数値として示されています。
大切なのは、
「去年は陰性だったから、今年は受けなくていい」ではない
ということ。
40歳を過ぎたら、毎年の大腸がん検診を習慣にすることが早期発見につながります。
トリセツ03|「受けたい」を「受ける」に変える“衝動受診”
今回の放送で、個人的にとても興味深かった言葉があります。
それが、
「衝動受診」
です。
大腸がん検診が大切だと分かっていても、
「面倒だから」
「自分は大丈夫だと思う」
そして、
「もしがんだったら怖いから」
と、実際の受診にはつながらないことがあります。
番組では、知識を伝えるだけではなかなか人の行動は変わらないことから、「受けたい」と思った瞬間に実際の受診へつなげる仕掛けが紹介されました。
与那国島では「トリセツ祭り」を開催
その舞台となったのが沖縄県・与那国島です。
島では、楽しみながら大腸がんや検便について知ってもらう「トリセツ祭り」を開催。
足の筋肉と大腸がんの関係に気づいてもらう「足指綱引き大会」や、大腸の動きと検便の仕組みを体験できる「うんち脱出ゲーム」などが行われました。
「うんち脱出ゲーム」では、便に見立てた白いボールを大腸の模型の中で動かします。
ポリープに見立てた部分に触れると、白いボールに赤い色が付着。
「ポリープからの出血が便に付く。それを検便で見つける」
という仕組みを、遊びながら理解できるようになっていました。
ただ、番組の仕掛けは「楽しく勉強して終わり」ではありませんでした。
「やってみよう」と思ったタイミングで検便キットを届ける
トリセツ祭りの開催に合わせて、与那国島では実際の検便キットを対象者へ届けました。
検便の大切さを知り、
「自分も受けてみようかな」
と思ったとき、手元には検便キットがある。
その気持ちが冷めてしまう前に、すぐ行動できるようにしたわけです。
番組では、この取り組みにより、与那国島の大腸がん検診の受診率が25%から51%へ上昇したと紹介されました。
「受けたい」を「受ける」に変える。
これが今回紹介された「衝動受診」の考え方です。
大腸がん対策の「切り札」とは?全国約300万人に検診案内をプレゼント
そして今回の『トリセツショー』では、この「衝動受診」の考え方を全国規模で実践する大きなプロジェクトが行われました。
ここで注意したいのが、与那国島と全国では届くものが違うことです。
与那国島で行われた実証では検便キットそのものが届けられました。
一方で、番組で全国約300万人へ届けられる「切り札」として紹介されたのは、検便キットではなく特別な「検診の案内」です。
| 与那国島 | 全国プロジェクト | |
|---|---|---|
| 届くもの | 検便キット | 特別な「検診の案内」 |
| タイミング | トリセツ祭りに合わせて | 『トリセツショー』の放送に合わせて |
| 目的 | 関心が高まったときにすぐ検便へ | 関心が高まったときに検診へ |
| 共通点 | 「受けたい」を「受ける」に変える | 「受けたい」を「受ける」に変える |
番組では、全国300万人の対象者に「切り札」である「大腸がん検診のお知らせ」がプレゼントされると紹介されました。
この『がん検診の案内』は、行動科学の専門家・溝田友里先生の協力を得て作られたもので、検便のポイントなども分かるようになっています。
さらに、宛名やメッセージを書き込んで、大切な人へ渡せる仕組みも。
全国47都道府県・600近くの自治体が協力する大きなプロジェクトとなりました。
大腸がん検診のお知らせ|ダウンロードのサイト案内
自宅に案内が届かない地域の人も、以下のNHKサイトから特製の「がん検診案内」をダウンロードできます。
【大腸がん検診のお知らせ:ダウンロードはコチラ(NHKサイトへ移動)】
47都道府県の対象自治体一覧を見る
47都道府県で実施されますが、すべての市区町村が対象ではありません。
参加自治体は以下から確認できます。
対象自治体一覧を見る
| 北海道 | 札幌市、士別市、津別町、美唄市、知内町、栗山町、新篠津村、室蘭市、上士幌町、苫小牧市、斜里町、白老町 |
| 青森県 | 西目屋村、東通村、三沢市、おいらせ町、鰺ヶ沢町、外ヶ浜町、東北町、三戸町、階上町、佐井村、新郷村、六ヶ所村、つがる市、平川市、五戸町、五所川原市、藤崎町、南部町、中泊町、野辺地町、田舎館村 |
| 岩手県 | 久慈市、金ケ崎町、大船渡市、一戸町、北上市 |
| 宮城県 | 蔵王町、柴田町、仙台市 |
| 秋田県 | 湯沢市、小坂町、能代市 |
| 山形県 | 庄内町、河北町 |
| 福島県 | 田村市、本宮市、北塩原村、浪江町 |
| 茨城県 | 常陸大宮市、ひたちなか市、常陸太田市 【茨城県保健医療部の支援による協力市町村】 水戸市、土浦市、古河市、石岡市、結城市、常総市、高萩市、北茨城市、笠間市、取手市、牛久市、つくば市、鹿嶋市、潮来市、守谷市、那珂市、筑西市、坂東市、稲敷市、かすみがうら市、桜川市、神栖市、行方市、鉾田市、つくばみらい市、小美玉市、茨城町、大洗町、城里町、東海村、大子町、美浦村、阿見町、河内町、八千代町、五霞町、境町、利根町 |
| 栃木県 | 塩谷町 |
| 群馬県 | みどり市、下仁田町、桐生市、明和町、伊勢崎市 |
| 埼玉県 | 三芳町、熊谷市、飯能市、鶴ヶ島市、戸田市、日高市、坂戸市、和光市、神川町、鴻巣市、入間市 |
| 千葉県 | 匝瑳市、柏市、睦沢町、成田市、松戸市、四街道市、市原市、芝山町、千葉市、白子町 |
| 東京都 | 多摩市 |
| 神奈川県 | 小田原市、大和市 |
| 新潟県 | 阿賀野市、関川村、上越市、南魚沼市、津南町、加茂市、柏崎市、新潟市、五泉市 |
| 富山県 | 高岡市 |
| 石川県 | 中能登町、穴水町、加賀市、羽咋市 |
| 福井県 | 越前町、大野市、坂井市、敦賀市、おおい町 |
| 山梨県 | 西桂町 |
| 長野県 | 喬木村、松川町、山ノ内町、塩尻市 |
| 岐阜県 | 揖斐川町、海津市、美濃市、輪之内町、岐阜市 |
| 静岡県 | 富士市、三島市、焼津市、東伊豆町、湖西市、裾野市、吉田町、静岡市、浜松市、藤枝市、袋井市、南伊豆町、川根本町、沼津市、御殿場市、伊豆市、掛川市、磐田市、長泉町、清水町、富士宮市 |
| 愛知県 | 春日井市、大口町、蟹江町、津島市、東郷町、新城市、蒲郡市、半田市、大府市、尾張旭市 |
| 三重県 | 大台町 |
| 滋賀県 | 長浜市、東近江市、近江八幡市 |
| 京都府 | 城陽市、八幡市、舞鶴市、綾部市、与謝野町、宇治市 |
| 大阪府 | 吹田市、貝塚市、高槻市、八尾市、大阪市、能勢町、藤井寺市、門真市、泉大津市 |
| 兵庫県 | 芦屋市、高砂市、伊丹市、姫路市、播磨町、佐用町 |
| 奈良県 | 御所市、吉野町、王寺町、広陵町、葛󠄀城市、香芝市、三宅町、橿原市、三郷町 |
| 和歌山県 | 印南町 |
| 鳥取県 | 伯耆町、倉吉市、北栄町 |
| 島根県 | 益田市 |
| 岡山県 | 倉敷市 |
| 広島県 | 江田島市、世羅町、三原市、東広島市 |
| 山口県 | 下松市、周南市 |
| 徳島県 | 神山町、牟岐町、鳴門市、石井町、美波町 |
| 香川県 | 丸亀市、高松市、坂出市 |
| 愛媛県 | 八幡浜市、松前町、伊予市、松山市、内子町 |
| 高知県 | 土佐町、芸西村、南国市 |
| 福岡県 | 直方市、太宰府市、須恵町 |
| 佐賀県 | 唐津市 |
| 長崎県 | 大村市 |
| 熊本県 | 熊本市、八代市 |
| 大分県 | 九重町 |
| 宮崎県 | えびの市 |
| 鹿児島県 | 鹿屋市、喜界町、鹿児島市、薩摩川内市、阿久根市、肝付町、姶良市 |
| 沖縄県 | 東村、沖縄市、那覇市 |
トリセツ04|便潜血検査が陽性なら大腸内視鏡検査へ
そして、もう一つ大切なのが検便を受けた「その後」です。
便潜血検査で陽性となった場合、番組では大腸内視鏡検査などの精密検査を受けることがすすめられていました。

ところが実際には、
「痔があるから、その血だろう」
などと考え、精密検査を受けない人もいるそうです。
しかし、便潜血検査が陽性だった場合には、痔だと自己判断して終わらせず、必要な精密検査を受けることが大切です。
「内視鏡検査は痛そうで怖い」というイメージも変わってきている
「大腸内視鏡検査」と聞くと、
「痛そう」
「怖い」
「できれば受けたくない」
と思う方もいるかもしれません。
番組では、現在は鎮痛剤を使用する医療機関が増えるなど、検査の負担を軽減するための工夫が進んでいることが紹介されました。
さらに、大腸内視鏡検査には「見つける」だけではないメリットがあります。
内視鏡検査でポリープが見つかった場合、その場で切除できるケースがあります。
番組には、検便をきっかけに検査を受け、13個ものポリープが見つかって切除した方も登場。
現在はスポーツを楽しむ元気な姿が紹介されていました。
また、早期に大腸がんが見つかり、
「検便で命を救われた」
と涙ぐみながら話す方の姿も印象的でした。
「がんが見つかったら怖いから、検査を受けたくない」。
そう思ってしまうことはあると思います。
でも、早い段階で見つけるからこそ、内視鏡で対応できる可能性があり、ポリープを切除することで将来の大腸がんを予防できることもある。
今回の放送で、私が一番持ち帰りたいと思ったのはこの部分でした。
がん予防「お酒との付き合い方のトリセツ」も紹介
番組の最後には、大腸がんをはじめとする、消化管のがん予防として「お酒との付き合い方のトリセツ」も紹介されました。
ポイントは、1杯目のお酒を30分かけてゆっくり飲む「アルパ飲み」。
番組の実践では、普段2時間で9杯飲んでいた方が4.5杯まで減ったにもかかわらず、しっかりと満足感を得ていました。
「なぜ30分なの?」という理由や具体的な方法については、こちらの記事で詳しくまとめています。
→【トリセツショー】お酒との付き合い方!1杯目を30分かけて飲む「アルパ飲み」とは?【がん予防】
今回の「大腸がんのトリセツ」を解説した専門家
今回の『大腸がんのトリセツ』では、
- 京都大学大学院医学研究科 分子腫瘍学分野 教授の藤田恭之先生
- 「がん対策専門家」として紹介された静岡社会健康医学大学院大学 准教授の溝田友里先生
が出演しました。
藤田先生からは、大腸ポリープや大腸がんの仕組み、早期発見につながる検便(便潜血検査)などについて解説。
一方、溝田先生は、検診の大切さを知っても実際には受診しない人を、どうすれば「受ける」という行動につなげられるのかという大腸がん対策に取り組みました。
そこで紹介されたのが、与那国島で実践された「受けたい」を「受ける」に変える“衝動受診”です。
今回の番組は、「大腸がんを早く見つける方法」と「分かっていても検診を受けない人をどう動かすか」という2つの視点から構成されていました。
とても興味深い番組構成でしたね。
「検査が怖い」を経験して|家族を受診につなげた経験から
今回の『トリセツショー』を見ながら、何度も自分自身や家族のことを思い出しました。
私自身、舌がんを経験しています。
検査を受け、がんが見つかり、舌の一部を切除しました。
だから私は、
「検査なんて怖くありませんよ」
とは簡単には言えません。
怖いものは、やはり怖いです。
そして私の母も、がんに対する怖さから、なかなか受診できない時期がありました。
そこで私は、まず母が信頼している歯科医に診てもらうようすすめました。

その歯科医が異変に気づき、大学病院へつないでくださったことで、母の歯肉がんが見つかり、治療を受けることができました。
その後、定期的に検査を受けていたことでリンパ節への転移も見つかり、再び治療へ。
現在、母は80歳。
二度の手術による治療と抗がん剤治療から10年以上がたった今も元気に生活し、仕事も続けています。
もちろん、母の歯肉がんや私の舌がんと、大腸がんでは、検査方法も治療方法も異なります。
それでも今回紹介された、
「受けたい」を「受ける」に変える
という言葉には、とても共感するものがありました。
がん検診の大切さを知っている。
早期発見が大切なことも知っている。
それでも、怖さが勝つと人は動けないことがあります。
私の母もそうでした。
だから必要なのは、ときには「検査を受けなさい」と正論を伝えることではなく、その人が動ける一歩を作ることなのかもしれません。
今回の「検診の案内」には、大切な人へメッセージを書いて渡せる仕組みがあります。
その工夫にも、そんな意味が込められているように感じました。
理学療法士として「早く見つける」その先を見てきて
理学療法士として20年以上働く中では、大腸がんの治療を受けた方のリハビリにも携わってきました。
中には、手術後にストーマ(人工肛門)を造設し、オストメイトとして生活されている方もいました。

ストーマがあるから外出できない、社会生活を送れないということではありません。
オストメイト対応の設備を備えた公共トイレも増え、外出しやすい環境も整ってきています。

一方で、人によってはストーマの管理や外出先のトイレへの不安など、それまでとは異なる生活上の負担を感じることもあります。
私自身、オストメイトの会の方と食事をしながらお話を伺った経験もあります。
治療後には仕事があり、外出があり、食事があり、人との付き合いがあります。
治療が終われば、それで人生が終わるわけではありません。
もちろん、
「大腸がんを早期発見すれば、必ずストーマを避けられる」
という意味ではありません。
治療方法は、がんの場所や進行度などによって異なります。
ただ、治療後の生活まで見てきた理学療法士として、早期発見・早期治療は命だけでなく、治療の選択肢や身体への負担、その後のQOLにも関わり得ることだと感じています。
だからこそ今回の放送で、検便をきっかけにポリープを切除し、その後スポーツを楽しんでいる方の姿は、とても印象に残りました。
まとめ|「検査が怖い」からこそ、早く見つけるという選択肢を
今回は、『あしたが変わるトリセツショー』で紹介された「大腸がんのトリセツ」についてまとめました。
今回、特に覚えておきたいのは、
- 40歳を過ぎたら、毎年の検便(便潜血検査)
- 検便では便に採便棒を刺さず、表面を「なぞる」
- 便潜血検査が陽性なら、自己判断せず大腸内視鏡検査などの精密検査へ
- 与那国島では検便キットが自宅に届けられた
- 全国約300万人には「切り札」の「検診の案内」がプレゼントされる
- 「受けたい」と思ったときに行動へつなげる「衝動受診」
というポイントです。
私は「検査が怖い」という気持ちを、患者としても家族としても経験しました。
だから、「怖がらなくて大丈夫」とは言いません。
でも、今回の放送で改めて感じたのは、怖いからこそ、できるだけ早い段階で見つける意味があるということです。
早く見つかれば、内視鏡でポリープや早期がんを切除できるケースもあります。
そして検査を受けようと思っても、その気持ちは時間がたつと薄れてしまうことがあります。
番組が伝えた「受けたい」を「受ける」に変える“衝動受診”。
もしこの記事を読んで、
「そういえば今年はまだ大腸がん検診を受けていない」
と思った方がいたら、その気持ちがあるうちに、一度お住まいの自治体の大腸がん検診を確認してみてはいかがでしょうか。
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