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2026年10月15日(木)放送の『林修の今知りたいでしょ!』では、疲れを取るための「最強の入浴法」が紹介されました。
昭和の時代には、熱いお風呂に我慢して入ったり、「100数えるまで出てはいけない」と長風呂をしたりする習慣もありました。
しかし、疲労回復を目的とするなら、熱いお風呂に長時間入ればよいというわけではないそうです。
今回解説したのは、7万人以上の入浴を研究してきた温泉療法専門医・早坂信哉先生。
番組では、疲れを取るためのお湯の温度や入浴時間、全身浴と半身浴の違い、食事とのタイミングについて紹介されました。
この記事では、早坂先生がすすめる入浴法を分かりやすくまとめます。
疲労回復に最強の入浴法は40℃・10分・全身浴!
早坂信哉先生が紹介した、疲れを取るための入浴法はこちらです。
| 項目 | おすすめの方法 |
|---|---|
| お湯の温度 | 40℃ |
| 入浴時間 | 10分 |
| つかり方 | 全身浴 |
| 入浴のタイミング | 食後30分~1時間程度あける |
熱いお湯に長時間つかる必要はなく、40℃のお湯に10分間、肩までつかる全身浴がおすすめと紹介されました。
ただし、心臓や血圧などに持病がある方は、医師に適切な入浴方法を確認してください。
番組では、早坂先生の著書『入浴は究極の疲労回復術』も紹介されました。
なぜお風呂で疲れが取れる?3つの作用を解説
早坂先生によると、お風呂には疲労回復につながる3つの作用があります。
① 温熱作用|血流が良くなる
体を温めることで血管が広がり、血流が良くなります。
番組では、血液が酸素や栄養を運ぶだけでなく、体内で生じた不要な物質の回収にも関わっていると説明されました。
温熱作用によって血液循環が促されることが、疲労回復につながると考えられています。
② 静水圧作用|血液が心臓に戻りやすくなる
お湯につかると、体には水圧がかかります。
この水圧によって体が適度に圧迫され、手足などの血液が心臓へ戻りやすくなると紹介されました。
ただし、水圧は心臓への負担にも関係するため、心疾患などがある方は入浴方法に注意が必要です。
③ 浮力作用|筋肉が緩んでリラックス
お湯の中では浮力が働き、体にかかる重力の負担が軽くなります。
そのため、筋肉の緊張が緩み、リラックスしやすくなると紹介されました。
理学療法士の視点でも、水中では体を支えるために必要な筋活動が減るため、陸上とは違ったリラックス感が得られやすいと考えられます。
42℃以上の熱いお風呂は逆効果?40℃との違い
昭和の時代には、42~43℃ほどの熱いお風呂に入る人も多かったそうです。
しかし、早坂先生によると、疲労回復を目的とするなら40℃程度の入浴がおすすめです。
番組では、自律神経の働きが変わる温度として42℃が紹介されました。
熱いお湯では交感神経の働きが強まり、体が興奮状態になりやすいため、疲れを取りたいときには向かないことがあるそうです。
一方、40℃程度のぬるめのお湯では、リラックスしやすいと説明されました。
40℃の方が入浴30分後も温かい?
番組では、40℃と42℃のお風呂に入った後の体温の変化を比較した検証結果も紹介されました。
入浴直後は42℃のお風呂の方が体温が高かったものの、30分後には40℃のお風呂に入った方が温かさを保っていたという結果でした。
熱いお風呂に入った方が長く温まるとは限らない、というのは意外ですね。
なお、42℃を境にすべての人の自律神経が一律に切り替わるわけではなく、感じ方には個人差があります。
10分で十分な理由は?
早坂先生によると、お風呂では体温が約0.5℃上がることで温熱効果が期待できるそうです。
そのため、40℃のお湯なら10分程度の入浴で十分と紹介されました。
長く入りすぎると、のぼせや脱水などの原因になることもあります。
我慢して長風呂をするよりも、無理のない時間で入浴することが大切ですね。
半身浴と全身浴はどっちが疲労回復にいい?
平成の時代には、半身浴がブームになりました。
しかし、今回の番組で早坂先生がおすすめしたのは全身浴でした。
早坂先生は、半身浴では温熱作用・静水圧作用・浮力作用の3つの効果が小さくなると説明しました。
全身浴の方が体の広い範囲がお湯につかるため、これらの作用を得やすいという考え方です。
ただし、半身浴にもリラックス効果やむくみの改善が期待できると紹介されました。
疲労回復を目的にするなら全身浴、体への負担を抑えたい場合などは半身浴というように、目的や体調に応じて使い分けるとよさそうですね。
全身浴が負担になる方は、無理に肩までつかる必要はありません。
食後すぐのお風呂はNG?入浴するタイミング
昭和の時代には、帰宅すると「ご飯にする?お風呂にする?」というやり取りが定番でした。
また、平成には朝シャンもブームになりましたね。
では、食事と入浴はどちらを先にするのがよいのでしょうか?
早坂先生は、食事の前後30分間は入浴を避けることをすすめていました。
特に食後は、30分~1時間程度あけてから入浴するとよいそうです。
食後すぐの入浴がよくない理由
食事の後は、消化のために胃腸へ血液が集まります。
ところが、入浴すると皮膚などの血流も増えるため、胃腸への血流が相対的に減り、消化に影響する可能性があると番組では説明されました。
消化に時間がかかると胃腸への負担につながり、疲れが取れにくくなることもあるそうです。
夕食後にお風呂へ入る場合は、少し時間をあけてから入浴するとよいですね。
まとめ|疲れを取るお風呂の入り方
2026年10月15日放送の『林修の今知りたいでしょ!』では、早坂信哉先生が疲労回復におすすめの入浴法を紹介しました。
今回のポイント
- 疲労回復におすすめなのは40℃・10分・全身浴
- 入浴には温熱作用・静水圧作用・浮力作用がある
- 42℃以上の熱いお湯は体が興奮状態になりやすい
- 番組の検証では、40℃の方が入浴30分後の温かさが長持ちした
- 半身浴にもメリットがあり、目的や体調で使い分ける
- 食後すぐの入浴は避け、30分~1時間程度あける
熱いお風呂に長時間つかることよりも、適切な温度と時間で無理なく入浴することが、疲労回復には大切なのですね。
ただし、入浴中の体調不良やのぼせを防ぐため、体調に合わせて温度や時間を調整し、入浴前後の水分補給も心がけたいところです。
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