2026年10月2日、愛知・名古屋アジア大会の男子バレーボール準決勝で、日本代表が中国代表と対戦しました。
結果は、
日本 3-2 中国
日本がフルセットの激戦を制し、2010年広州大会以来16年ぶりとなる決勝進出!
10月3日の決勝では、アジア大会3連覇中のイランと金メダルをかけて対戦します。
日本は準決勝まで4試合すべて3-0。
12セット連続で「失セット0」という圧倒的な強さを見せていました。
しかし、その日本から今大会初めてセットを奪ったのが中国。
さらに第4セットも中国が奪い、試合は最終第5セットまでもつれました。
「世界ランキングでは日本が上なのに、なぜ中国戦はこんなに接戦になるの?」
と気になった方もいるのではないでしょうか。
この記事では、男子バレー日本と中国はどっちが強いのか、世界ランキングや過去・直近の対戦成績を比較。
さらに、日本の「失セット0」を止めた中国の強さや、フルセットの激戦を日本が制したポイントについてもまとめます。
【結果】日本が中国に3-2で逆転勝利!16年ぶり決勝進出
アジア大会2026男子バレー準決勝、日本vs中国の結果は、
日本 3-2 中国
でした。
セットごとの結果はこちらです。
| セット | 日本 | 中国 |
|---|---|---|
| 第1セット | 23 | 25 |
| 第2セット | 25 | 22 |
| 第3セット | 25 | 18 |
| 第4セット | 19 | 25 |
| 第5セット | 15 | 13 |
第1セットを中国に奪われた日本は、第2、第3セットを連取して逆転。
しかし第4セットは中国が高さを生かした攻撃で反撃し、19-25で日本が落とします。
勝負は最終第5セットへ。
15点先取の短い最終セットでも両チームが譲らず、最後まで一進一退の展開となりました。
そして最後は、高橋慶帆選手のブロックに中国が対応できず、日本が15-13で勝利!
2時間を超えるフルセットの激戦を制し、日本が16年ぶりとなるアジア大会決勝進出を決めました。
結論|男子バレー日本と中国はどっちが強い?
今回の結果まで含めると、現在の世界ランキングや2026年の直接対決では日本が上回っています。
2026年10月1日時点の世界ランキングは、
- 日本:5位
- 中国:34位
日本が大きく上です。
さらに2026年はVNLで2度対戦し、いずれも日本が3-1で勝利。
そして今回のアジア大会準決勝でも、日本が3-2で勝ちました。
つまり、2026年の直接対決は日本が中国に3戦3勝となりました。
ただし、スコアを見ると興味深いことが分かります。
- VNL:日本 3-1 中国
- VNL準々決勝:日本 3-1 中国
- アジア大会準決勝:日本 3-2 中国
日本が3試合とも勝っている一方で、中国は毎回、日本からセットを奪っています。
世界ランキングほど大きな実力差を感じさせないのが、日本vs中国の直接対決といえそうです。
日本の「失セット0」を止めたのは中国だった
今回の試合で特に注目したいのが、日本の「失セット0」です。
日本は準決勝まで、
- 日本 3-0 ウズベキスタン
- 日本 3-0 カザフスタン
- 日本 3-0 パキスタン
- 日本 3-0 カタール
と4試合連続ストレート勝ち。
12セット連続で1セットも落としていませんでした。
ところが中国戦では、第1セットを23-25で落とします。
日本が今大会初めてセットを失った瞬間でした。
しかも中国は第4セットも25-19で獲得。
今大会これまで圧倒的な強さを見せていた日本を、初めてフルセットまで追い込んだのが中国でした。
試合前から「日本は中国にも失セット0で勝てるのか?」と注目していましたが、結果はまさに中国の強さを感じさせる一戦となりました。
中国男子バレーはなぜ強かった?平均身長は日本より約8cm高い
世界ランキングでは日本が上なのに、なぜ中国戦はここまで接戦になったのでしょうか。
大きなポイントの一つが、中国の高さです。
両チームの平均身長は、
- 日本:190.9cm
- 中国:198.6cm
その差は約8cm。
さらに今回の中国代表は、12人中6人が200cm超え。
チームの半数が2mを超えています。
中国はこの高さを生かし、
- 高い打点からのスパイク
- ブロック
- ネット際での攻防
で日本を苦しめました。
特に第4セットでは中国が高さを生かして攻勢に出て、日本は一時9点差をつけられています。
ランキングだけでは分からない中国の怖さが、実際の試合でも表れました。
前回2023年アジア大会では中国が日本に3-0
そもそも日本にとって中国は、アジア大会では因縁のある相手です。
前回2023年杭州アジア大会でも、両国は準決勝で対戦しました。
結果は、
日本 0-3 中国
中国がストレート勝ちしています。
つまり今回の準決勝は、日本にとって前回大会の雪辱戦でもありました。
2023年は0-3。
2026年は3-2。
フルセットまでもつれながら、今回は日本が中国を破って決勝進出。
3年前とは逆の結果になりました。
2026年は日本が中国に3戦全勝
近年の直接対決では、日本が優勢です。
2026年だけを見ると、
| 大会 | 結果 |
|---|---|
| VNL2026 | 日本 3-1 中国 |
| VNL2026 準々決勝 | 日本 3-1 中国 |
| アジア大会2026準決勝 | 日本 3-2 中国 |
日本の3戦3勝。
この結果からも、現在の日本が中国を上回っていることが分かります。
ただし、すべてストレート勝ちではありません。
中国は3試合すべて日本からセットを奪っています。
今回に至っては2セットを奪い、勝負は15点先取の最終セットへ。
「日本の方がランキングは上だから楽勝」という相手ではないことも、今回改めて分かりました。
日本は中国の高さに「全員バレー」で対抗
平均身長で約8cm上回る中国に対し、日本が見せたのが守備からつなぐバレーでした。
第3セットでは、MBの西本圭吾選手がトスを上げ、大塚達宣選手がバックアタックを決めるプレーも。
本来の役割だけにこだわらず、
拾う→つなぐ→最後に誰かが決める
という日本らしい形で、中国の高さに対抗しました。
また、ロラン・ティリ監督は試合展開に応じて積極的に選手を変更。
第2セットでは高橋慶帆選手を投入し、第3セットではセッターを河東祐大選手から下川諒選手へ変更するなど、中国に的を絞らせない戦い方も見せています。
高橋慶帆が最後の1点!ブロックで中国との死闘に決着
そして、この試合で印象的だったのが高橋慶帆選手です。
第2セット途中から出場すると、ライトからスパイクを決めて流れを引き寄せます。
そしてフルセットにもつれた第5セット。
13-13から日本がマッチポイントを握り、最後のプレーで高橋慶帆選手がブロック。
中国がボールを拾いきれず、15-13。
日本の決勝進出が決まりました。
身長194cm、最高到達点360cmの高橋慶帆選手。
平均身長198.6cmという中国の高さに対し、最後は日本の高橋慶帆選手の「高さ」が勝負を決めたのも印象的でした。
甲斐優斗はサーブでも中国に対抗
甲斐優斗選手も中国戦で存在感を見せました。
第1セット19-18ではサービスエース。
今大会通算9本目のサービスエースとなりました。
また第4セットでは、日本が7-20と大きく離されたところから、甲斐優斗選手の強弱をつけたサーブをきっかけに5連続得点。
12-20まで追い上げました。
中国のように高さのあるチームに対しては、相手に万全な状態で攻撃させないことも重要です。
強いサーブだけではなく、強弱を使い分けながら相手のレセプションを崩す。
日本が中国の高さに対抗する大きな武器になりました。
日本は16年ぶり金メダルへ!決勝は3連覇中のイラン
中国とのフルセットの激戦を制した日本は、2010年広州大会以来16年ぶりとなる決勝進出を決めました。
決勝の相手はイランです。
イランは準決勝でパキスタンに3-0で勝利。
しかもアジア大会では現在3連覇中です。
日本が最後にアジア大会男子バレーで金メダルを獲得したのは2010年。
中国との死闘を乗り越えた日本がイランにも勝てば、16年ぶりの金メダルとなります。
中国戦に続いて、決勝も大一番になりそうですね。
まとめ|日本が中国に3-2勝利!ランキング以上の大接戦に
今回は、男子バレー日本と中国はどっちが強いのか、世界ランキングや対戦成績、アジア大会2026準決勝の結果から比較しました。
ポイントをまとめると、
- 世界ランキングは日本5位、中国34位
- 日本は中国に3-2で逆転勝利
- 日本は16年ぶりのアジア大会決勝進出
- 2026年の中国戦は日本が3戦3勝
- ただし中国は3試合すべて日本からセットを獲得
- 今大会12セット連続だった日本の「失セット0」も中国がストップ
- 平均身長は日本190.9cm、中国198.6cm
- 中国は12人中6人が200cm超え
- 前回2023年大会の準決勝では中国が日本に3-0
- 今回は日本がフルセットで雪辱
- 最後は高橋慶帆選手のブロックで15-13
世界ランキングや2026年の対戦成績では、日本が中国を上回っています。
しかし、実際に戦えばフルセットまでもつれるほどの大接戦。
「日本の方が強い。でも中国は簡単には勝たせてくれない」
そんな両国の力関係がよく分かる準決勝になりました。
そして日本は、16年ぶりの金メダルまであと1勝。
10月3日の決勝では、3連覇中のイランと対戦します。
中国との2時間を超える死闘を制した日本が、最後に金メダルをつかめるのか注目です。
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