2026年10月1日に行われたキリンカップサッカー2026・日本代表vsエクアドル代表。
試合を見ていて気になったのが、「今日の審判、なかなか笛を吹かないな」ということでした。
選手同士が激しく接触して倒れても、そのままプレー続行となる場面が何度も見られました。
特に気になったのが、前半37分ごろ。
久保建英選手が谷村海那選手とのワンツーからペナルティーエリア内へ侵入し、相手DFと交錯して転倒しました。
しかし、主審の笛は鳴らず、ファウルなし。
久保選手も判定をアピールするような様子を見せており、
「今のファウルじゃないの?」
「今日の審判、かなり流すな……」
と気になった方もいたのではないでしょうか。
実際、試合中の解説でも、この日の主審が接触を比較的流す傾向について触れられていました。
実際、試合を見ていた私は、
「この審判、あまり笛を吹かないけどよく見ているのでは。試合が荒れない」
と感じました。
確かに、笛は少ないのに試合が大きく荒れている印象はありません。
そこで今回は、サッカーではなぜファウルに見える場面でも笛を吹かないのか?
さらに、笛を吹かない審判でも「荒れる試合」と「荒れない試合」があるのはなぜなのか?について調べてみました。
サッカーでファウルなのになぜ笛を吹かない?
まず知っておきたいのが、
「選手が倒れた=ファウル」ではない
ということです。
サッカーでは身体を使った競り合いが認められており、接触があっただけでは反則になりません。
相手へのチャージやタックルなどについて、主審が「不用意」「無謀」「過剰な力」で行われたと判断した場合などにファウルとなります。
そのため、テレビで見るとかなり激しくぶつかっているように見えても、主審が正当な競り合いの範囲内と判断すれば、笛は吹かれません。
また、反則があったとしても、プレーを続けた方が反則を受けたチームにとって有利になる場合は、「アドバンテージ」を適用してプレーを続行させることがあります。
つまり、
「笛が鳴らなかった=審判がファウルを見逃した」
とは限らないということですね。
日本vsエクアドルは「流す」判定が目立った
日本vsエクアドル戦で主審を務めたのは、タイのウィワット・ジュンパオーン主審です。
この試合では立ち上がりから球際で激しくぶつかり合う場面が見られましたが、ウィワット主審は接触のたびに試合を止めるのではなく、プレーを続行させる場面が目立ちました。
SNSでも、
「全然ファウル取らない」
「かなり流す審判」
「笛が静か」
など、主審のレフェリングが話題になっています。
前半37分には久保建英がゴール前で倒れる
その象徴的な場面の一つが、前半37分でした。
久保建英選手が右サイドから谷村海那選手とのワンツーでペナルティーエリア内へ侵入。
相手DFと交錯して倒れましたが、ファウルなしの判定となりました。
ゴールに近い場所だっただけに、
「今のはPKじゃないの?」
と思った人もいたかもしれません。
ただし、この場面について主審自身が判定理由を説明したわけではありません。
そのため、「見逃した」と断定するのではなく、主審が接触をファウルに該当しないと判断した可能性があると考えるのがよさそうです。
実際、この試合では久保選手の場面だけでなく、接触があってもプレーを続けさせる場面が何度もありました。
一方で、必要な場面ではファウルを取り、イエローカードも提示しています。
単純に「ファウルを取らない審判」というより、身体接触を比較的広く許容する判定基準だったと考えた方が近そうです。
笛を吹かない審判は上手い?試合が荒れることも
ここで気になるのが、
「笛を吹かない審判=上手い審判なの?」
ということ。
これは単純には言えません。
実際、あまり笛を吹かないことで、逆に試合が荒れてしまうこともあります。
例えば、
- 選手が「どこまでならOKなのか」をつかめない
- ファウルを取ってもらえない不満がたまる
- 「これくらいなら大丈夫」と接触が徐々に激しくなる
- 選手同士がヒートアップする
といったことも考えられます。
サッカーを見ていると、主審が流し続けた結果、だんだん選手のイライラが強くなってくる試合もありますよね。
だからこそ重要なのは、笛の多さ・少なさだけではなく、判定基準が選手に伝わっているかどうかなのだと思います。
日本vsエクアドルはなぜ大きく荒れなかった?
今回の日本vsエクアドル戦で興味深かったのは、かなりプレーを流しているように見えるのに、試合が大きく荒れる印象がなかったことです。
もちろん、実際の主審と選手の認識まで外から判断することはできません。
ただ、試合を見ている限りでは、
「この程度の接触では笛を吹かない」
という基準が比較的一貫しているように感じられました。
選手側も試合が進むにつれて、
「今日はこれくらいならプレー続行なんだな」
と基準をつかみやすかったのかもしれません。
逆に、同じような接触なのに、
「さっきはファウルだったのに、今度は取らない」
という判定が続けば、選手には不満がたまりやすくなります。
流すか、細かく取るかだけではなく、その基準を一貫させながら試合をコントロールする。
審判の難しさは、そんなところにもあるのかもしれません。
W杯2026のスウェーデン戦でも「ファウルを取らない」が話題に
実は日本代表では、2026年W杯のスウェーデン戦でも、
「なぜファウルを取らないの?」
という審判の判定が話題になりました。
この試合については、国際試合での身体接触の基準や、日本と海外で判定に違いはあるのかなどを別の記事で詳しくまとめています。
→ 【W杯2026】なぜファウルを取らない?日本vsスウェーデン戦の審判基準を分かりやすく解説👇

今回のエクアドル戦を見て同じ疑問を持った方は、こちらも参考にしてみてください。
まとめ|笛を吹かない=見逃しているとは限らない
今回は、キリンカップサッカー2026・日本vsエクアドル戦で気になった「なぜファウルっぽいのに笛を吹かないの?」という疑問について調べました。
サッカーでは、選手同士が接触して倒れたとしても、それだけでファウルになるわけではありません。
そして今回の試合では、タイのウィワット・ジュンパオーン主審が比較的身体接触を許容し、プレーを続けさせる場面が多く見られました。
前半37分には久保建英選手がペナルティーエリア内で倒れながらファウルなしとなる場面もあり、思わず「今のは?」と思った人もいたのではないでしょうか。
一方で、笛を吹かなければいいというわけでもありません。
流しすぎれば、選手の不満がたまり、逆に試合が荒れることもあります。
「どこまで流すか」だけでなく、その基準をできるだけ一貫させながら試合をコントロールする。
普段は選手ばかりを追ってしまいますが、そんな審判のレフェリングにも注目してみると、サッカー観戦がまた少し面白くなりそうですね。
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