『マツコの知らない世界』で特集され、改めて注目を集めている「薬味」。
生姜、ねぎ、大葉、みょうが、玉ねぎなど、普段は料理の脇役として使われることが多い食材ですが、実はダイエットをサポートしてくれる成分が豊富に含まれています。
私は理学療法士として20年以上働く中で、食事と身体の関係を多く見てきました。
また、自身も20kgの減量を経験しましたが、その中で実感したのは、
「食べないこと」よりも「何をどう食べるか」が大切
ということです。
今回は、『マツコの知らない世界』でも話題になった薬味について、20kg減量した経験のある理学療法士の視点から、ダイエット効果やおすすめの食べ方を紹介します。
薬味はなぜダイエットにおすすめ?
薬味には、ダイエット中に嬉しい特徴がたくさんあります。
- 香りによって食事の満足感が高まる
- 少ない量でも料理の満足度を上げられる
- むくみ改善や血流促進をサポートする成分が豊富
- 食欲が落ちやすい夏でも食べやすい
- 低カロリーで毎日の食事に取り入れやすい
特に夏場は、暑さで食欲が落ちて栄養バランスが崩れやすい時期です。
薬味を上手に活用することで、食事を楽しみながら代謝を維持し、健康的なダイエットにつなげることができます。
生姜のダイエット効果とおすすめの食べ方
古くから薬味として親しまれてきた生姜。

香りや辛味によって食欲を刺激し、暑さで食事量が減りがちな時期にも取り入れやすい食材です。
薬味の中でもトップクラスのダイエット効果が期待されています。
生姜に期待される働き
- 脂質代謝をサポートする成分「ジンゲロン」
- 内臓を温めて代謝維持を助ける「ショウガオール」
- 血流促進やむくみ改善をサポートする「ジンゲロール」
生の生姜に多い「ジンゲロール」は、加熱や乾燥によって「ショウガオール」に変化します。
また、加熱によって生成される「ジンゲロン」は脂質代謝との関係が研究されている成分として知られています。
ダイエット効果を高める食べ方
生姜は数分火を通したり、電子レンジで1〜2分加熱したりすることで、身体を温める成分を効率よく摂取できます。
夏でも冷たいものばかりになりがちな時期だからこそ、温かいスープや蒸し料理に取り入れるのもおすすめです。
大葉のダイエット効果とおすすめの食べ方
独特の爽やかな香りが特徴の大葉。
暑い時期に人気が高まる薬味の代表格です。

大葉に期待される働き
- 香り成分「ペリルアルデヒド」
- 脂質代謝をサポートするとされる「ロズマリン酸」
- 血糖値上昇を穏やかにする働きが期待されるβ-カロテン
- むくみ改善を助けるカリウム
ダイエット効果を高める食べ方
大葉の香り成分は、細かく刻んだり、手でちぎったりすることで放出されやすくなります。
おすすめは、
食べる直前に刻んで、生のまま料理にトッピングすること。
冷奴、サラダ、そうめん、鶏むね肉などとの相性も抜群です。
ねぎのダイエット効果とおすすめの食べ方
香り成分「アリシン」で知られるねぎ。
冷奴や麺類だけでなく、肉料理との相性も抜群です。

ねぎに期待される働き
【緑の部分】
- β-カロテン
- ビタミンC
【白い部分】
- アリシンによる代謝サポート
- 血流促進作用
【全体】
- カリウムによるむくみ対策
ダイエット効果を高める食べ方
生のまま細かく刻むことで、アリシンはより活性化するとされています。
加熱する場合は、スープや味噌汁など煮汁ごと食べられる料理がおすすめです。
みょうがのダイエット効果とおすすめの食べ方
夏を代表する薬味のひとつであるみょうが。
独特の爽やかな香りとシャキシャキした食感が魅力です。

みょうがに期待される働き
- カリウムによるむくみ対策
- 香り成分によるリフレッシュ効果
- 血流促進をサポートするとされる成分
夏場の水分摂取や塩分摂取によるむくみ対策にも取り入れやすい食材です。
ダイエット効果を高める食べ方
カリウムや香り成分は水に溶けやすく、熱にも弱い特徴があります。
そのため、
- 生のまま食べる
- 水にさらす場合は30秒以内
- 冷奴やそうめんにトッピングする
といった食べ方がおすすめです。
玉ねぎのダイエット効果とおすすめの食べ方
一年を通して手に入りやすい玉ねぎ。
実は薬味としても非常に優秀な食材です。

玉ねぎに期待される働き
- 硫化アリルによる代謝サポート
- ケルセチンによる健康維持作用
- オリゴ糖や食物繊維による腸内環境サポート
ダイエット効果を高める食べ方
玉ねぎは切ったあと15〜30分ほど空気にさらすことで、成分変化によって香りや辛味成分が活性化するとされています。
一方、水にさらしすぎると成分が流れ出てしまうため注意が必要です。
また、加熱する場合はスープや味噌汁など、溶け出した栄養も一緒に摂れる料理がおすすめです。
20kg減の理学療法士がおすすめする薬味の取り入れ方
私自身が20kgの減量を経験して感じたのは、
「食べないダイエット」は長続きしない
ということでした。
おすすめなのは、
- タンパク質をしっかり食べる
- 野菜を増やす
- 汁物を活用する
- 炭水化物は適量食べる
という基本を大切にすることです。
そこに薬味を加えることで、
- 食事の満足感が上がる
- 味に変化が出る
- 夏でも食べやすい
というメリットが生まれます。
鶏むね肉、豚しゃぶ、豆腐、焼き魚などに薬味をたっぷり乗せるだけでも、立派なダイエットメニューになります。
まとめ
『マツコの知らない世界』でも注目された薬味。
調べてみると、香りや成分によってダイエットをサポートしてくれる可能性のある食材が多く含まれていました。
私自身、20kgの減量を経験して感じたのは、
「何を食べないか」よりも「何を組み合わせて食べるか」が大切
ということです。
薬味を上手に活用しながら、美味しくしっかり食べて、健康的なダイエットを続けていきたいですね。
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