魚の目でも痛くない靴は?理学療法士が履き比べた仕事別おすすめスニーカー【病院勤務・通勤・屋外歩行】

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「クッション性が高い靴を選んだのに、なぜか魚の目が痛い…」

魚の目や足裏の痛みがある方なら、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

私自身、理学療法士(PT)として20年近く働く中で、左足の魚の目に悩まされてきました。

場所は、左足の母趾球のやや外側。

第2趾(足の人差し指)の付け根から指2本ほど土踏まず側へ入った場所で、ちょうど歩行時の「踏み返し」で強い圧がかかる部分です。

病院や施設内を歩き回る日もあれば、屋外を長距離歩く日もあるため、さまざまなスニーカーを実際に履き比べてきました。

その結果、分かったことがあります。

それは、

「クッション性が高い靴=魚の目に優しい靴」ではない

ということです。

今回は、魚の目持ちの理学療法士が実際に履き比べた経験をもとに、病院勤務・通勤・屋外歩行など仕事別におすすめのスニーカーを紹介します。

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私の魚の目の場所と痛みの特徴

私の魚の目は、

  • 左足
  • 母趾球のやや外側
  • 第2趾の付け根から指2本ほど踵側
  • 歩行時の踏み返しで圧が集中する部分

にあります。
複数個所ありますが、左足の拇趾球の外側の部分(大きな赤い丸の部分)がいつも問題になる魚の目です。

ブログ執筆者の魚の目(胼胝)の位置を図で紹介。母趾球のやや外側にある一般的にできやすい位置に魚の目(胼胝)があるのを赤い丸印が足の裏の絵に印されている。

歩行でいうと、ちょうど踵が離れて前足部に体重が乗るタイミングです。

この部位は、

  • 横アーチの低下
  • 開張足(横アーチが低下し、前足部が広がった状態)
  • 第2中足骨への荷重集中
  • 母趾機能の低下

などがあると負担が集中しやすい場所でもあります。

そして、この部位は、歩行時の踏み返しで大きな力がかかるため、魚の目や胼胝ができやすいのです。

そのため、靴によって痛みの出方が大きく変わりました。

実際に履いたスニーカー比較

まずは、実際に履いたスニーカーを比較してみます。

魚の目への優しさ疲れにくさ不整地への強さ特徴
ニューバランスWE420前足部が柔らかく圧迫が少ない
ニューバランスMW880クッション最高だが凹凸を拾いやすい
adidas GLX 6クッションはあるが除圧しにくい
スタンスミス意外と前足部の許容範囲が広い
アシックス GEL-WANDER(ウォーキングシューズ)剛性が高く推進力が伝わる
KARHU シンクロン不整地でも足裏が安定しやすい
KARHU フュージョン2.0包み込んで守ってくれる靴

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仕事や環境によって最適な靴は違う

実際に履き比べて感じたのは、「どの靴が一番良いか」ではなく、「どんな環境で使うか」が重要だということでした。

【魚の目持ちのPTが選んだ場面別ベストな靴】

使用場面ベストな靴理由
病院・施設内を歩き回る仕事ニューバランスMW880平坦な床での衝撃吸収が非常に良く疲れにくい
屋外移動や通勤KARHU シンクロン凹凸を拾いにくく不整地での安定感が高い
しゃがむ・立つを繰り返す仕事ニューバランスWE420前足部の反り返りが良く屈伸動作がしやすい
魚の目が再発気味の時ニューバランスWE420前足部が柔らかく局所圧が少ない印象

ニューバランス420|しゃがむ作業が多い人におすすめ

個人的に最も意外だったのが、ニューバランスWE420でした。
ソールはACTEVA(アクティバ)ミッドソールが採用されています。


最新の高機能モデルではありませんが、

  • 前足部が柔らかい
  • ソールの反り返りが良い
  • 足に馴染みやすい

という特徴があります。

特に、

  • 介護士
  • 看護師
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 保育士

など、しゃがむ・立つ動作を何度も繰り返す仕事ではかなり快適でした。

魚の目が再発してきた時期でも、比較的痛みが出にくかった印象があります。

安かったので購入した靴でしたが、意外にもソールの柔らかさが魚の目持ちの私にはあっていて、魚の目が伸びてきた時も仕事で痛いと思うことがなく、理学療法士として動き回る毎日に使用し、2年以上使用しました。

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ニューバランスMW880|施設勤務には最強クラスの快適さ

一方で、病院や施設勤務で最も疲れにくかったのはニューバランスMW880(v7)でした。

私の購入した靴のミッドソールは、これまでの世代からアップデートされたFresh Foam X(フレッシュフォーム エックス)が採用されています。(幅は2E/4Eあり)


Amazonでは、24.0㎝以上のサイズの取り扱いがありした。
【Amazonで見る:https://amzn.to/4aPRpdC

とにかくソールが柔らかく、長時間歩いても疲れにくい。

病院や介護施設などの平坦な床を歩く環境では、非常に優秀な靴だと思います。

ただし、

  • 点字ブロック
  • アスファルトの継ぎ目
  • 公園
  • 河川敷

などの凹凸を歩くと、柔らかいソールが細かな路面変化を拾いやすい印象がありました。

屋内最強、屋外では少し苦手。

そんなイメージです。

個人的には、これまで履いていたニューバランスWE420が傷んできたので、代わりになるものを新しく購入する際に選んだ靴です。

ソールの柔らかさ・黒とグレーのカラーリングが購入の決め手となりましたが、屋内勤務ではとても使いやすく、また、理学療法士の業務では、脱ぎ履きもしやすいので、本当に買って良かったです。

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KARHU シンクロン|通勤や屋外歩行なら最も快適だった

屋外歩行で最も快適だったのは、フィンランド発のブランド「KARHU シンクロン」でした。


個人的には、

不整地での歩きやすさは圧倒的でした。

歩道の継ぎ目や小さな段差、アスファルトの凹凸などを歩いても足裏への刺激が少なく、長距離でも疲れにくい印象があります。

通勤や旅行、買い物など屋外を歩く機会が多い方には非常におすすめです。

ただし、反り返りがちょっと固めなので、しゃがむ動作が多い場面では不向きかもしれません。

私自身は5~6年程愛用していて、ランニングもこのシンクロンが一番足が疲れず楽に走れました。

シンクロンがあまりに好きだったのでずっと履いていたのですが、とうとう履き口の生地が傷んでしまい、その次の通勤靴として購入していたフュージョン2.0を最近下ろしました。

カルフの他の靴は?フュージョン2.0も優秀!

シンクロンを長年愛用していた私ですが、履き口の生地が傷んできたため、以前購入してストックしていた「フュージョン2.0」を最近履き始めました。


最初に感じた印象は、

「とにかくふわふわで包み込まれるような履き心地」

でした。

シンクロンと同様に、歩道の継ぎ目やアスファルトの凹凸などの不整地を拾いにくく、長時間歩いても足裏への刺激が少ない印象があります。

一方で、歩いた時の感覚はシンクロンとは少し異なりました。

シンクロンが「前へ転がしてくれる靴」だとすると、フュージョン2.0は「足を優しく包み込んで守ってくれる靴」という印象です。

そのため、

  • 通勤
  • 買い物
  • 旅行
  • 長時間の街歩き

などには非常に快適だと感じています。

一方で、ランニングとなると話は別でした。

フュージョン2.0はクッション性が高い分、接地した時の力を吸収する感覚が強く、シンクロンほどの反力や推進力は感じません。

実際にランニングをしていた頃を振り返ると、走りやすさや疲れにくさはシンクロンが圧倒的でした。

「歩きやすい靴」と「走りやすい靴」は、必ずしも同じではない。

これも、今回改めて感じたことの一つです。

なお、サイズ感についてはフュージョン2.0の方がややゆったりした印象がありました。

私はシンクロンと同じサイズを購入していましたが、個人的には0.5cm小さくても良かったかもしれません。

特に前足部の横幅には余裕を感じたため、購入を検討している方は試着してサイズ感を確認することをおすすめします。

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アシックスのウォーキングシューズは「硬さ」が武器になることも

アシックスのウォーキングシューズ(GEL-WANDER)は比較的ソールが硬めの印象があります。


魚の目の部分への刺激は多少感じやすいものの、

  • 地面からの反力が伝わりやすい
  • ソールがねじれにくい
  • 不整地の凹凸を拾いにくい

というメリットもあります。

「柔らかい靴が正解」とは限らない。

これは今回、改めて感じたポイントでした。

まとめ|魚の目の靴選びは「クッション性」だけでは決まらない

今回は、魚の目を持つ理学療法士の実体験をもとに、仕事別のおすすめスニーカーを紹介しました。

個人的な結論は、

  • 病院・施設勤務ならニューバランスMW880
  • 屋外歩行や通勤ならKARHU シンクロン
  • しゃがむ作業が多いならニューバランスWE420

という使い分けです。

魚の目や足裏の痛みがあると、つい「柔らかい靴」を選びたくなります。

しかし実際には、

  • 路面環境
  • 仕事内
  • 足の形
  • 痛みの場所

によって、最適な靴は大きく変わります。

もし今の靴が合わないと感じているなら、「クッション性の高さ」だけではなく、「どこで、どのように使うか」という視点で選んでみると、新しい発見があるかもしれません。

そして、私がソールの硬さや反り返り、安定性にこだわるのは、魚の目の痛みだけの問題ではありません。

足元が安定して歩きやすい靴は、歩行時のアライメントが崩れにくく、膝や股関節への負担軽減にもつながると感じています。

「足は身体の土台」。

だからこそ、自分の足や生活スタイルに合った一足を選ぶことは、とても大切なのだと思います。

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