プロゲーマーが大会で優勝すると、いくらもらえるのでしょうか?
ゲーム好きであれば、一度は「プロゲーマーになったらどのくらい稼げるんだろう?」と気になったことがあるかもしれません。
eスポーツの賞金を調べてみると、100万円程度から1億円を超えるものまで、ゲームや大会によってかなりの差があります。
さらに過去には、優勝チームに1,800万ドル(20億円超)という桁違いの賞金が設定された大会もありました。
今回は、2026年の直近データを中心に、プロゲーマーが大会で優勝するといくらもらえるのかをゲーム別に比較します。
※「個人への優勝賞金」「チームへの優勝賞金」「大会全体の賞金総額」は別のものです。できるだけ分けて紹介しています。
プロゲーマーは優勝するといくらもらえる?
まずは、主なeスポーツ大会の賞金を比較してみましょう。
| ゲーム | 大会 | 優勝賞金・賞金規模 | 個人・チーム |
|---|---|---|---|
| ぷよぷよ | グランプリ ファイナル2026 | 100万円 | 個人 |
| ストリートファイター6 | CAPCOM CUP 13 | 100万ドル | 個人 |
| PUBG | Esports World Cup 2026 | 65万ドル | チーム |
| PUBG MOBILE | World Cup 2026 | 55万5,000ドル | チーム |
| Dota 2 | Esports World Cup 2026 | 75万ドル | チーム |
| eFootball | eJリーグ2026 | 賞金総額2,000万円 | クラブ・選手 |
※賞金額は2026年9月時点で確認できる直近大会を中心に掲載しています。ドル建て賞金の日本円換算額は為替によって変動するため、本文では概算で紹介します。
こうして見ると、同じ「プロゲーマー」でも、ゲームによって動く金額はかなり違うことがわかります。
また、チーム競技の場合はチームに対して賞金が贈られるため、
「優勝賞金1億円=選手1人が1億円もらえる」
という意味ではありません。
ぷよぷよで優勝すると賞金100万円!
まずは、11歳のプロゲーマー・栗原悠輝選手が活躍する**「ぷよぷよ」**から見てみましょう。
2026年2月に開催されたセガ公式大会「GigaCrysta ぷよぷよグランプリ ファイナル」では、次の賞金が設定されていました。
- 優勝:100万円
- 準優勝:20万円
- 3位:5万円
- 5位以下:1万円
そして、この大会で年間王者となったのが「ゆうき」こと栗原悠輝選手です。
ただし、ここには重要なポイントがあります。
大会規定では、中学生以下の選手には現金賞金の代わりにセガ特別賞品を授与するとされていました。
そのため、当時11歳だった栗原悠輝選手は、優勝しても現金100万円を受け取ったわけではありません。
11歳で年間王者というだけでも驚きですが、栗原選手は2026年のアジア大会でも日本代表に選ばれています。
→【内部リンク:栗原悠輝は何者?11歳プロゲーマーの賞金は?始めたきっかけ・練習時間も】

スト6は優勝すると100万ドル!
さらに桁が変わるのが、「ストリートファイター6」です。
カプコンは、2026年シーズンの世界大会「CAPCOM CUP 13」について、
優勝賞金100万ドル
を引き続き設定すると発表しています。
1ドル150円で単純計算すると、なんと約1億5,000万円。
しかも「CAPCOM CUP」は個人戦なので、これは優勝選手個人に設定された賞金です。
さらに2026年シーズンにカプコンが開催するeスポーツ大会全体では、賞金総額が210万ドル超になる予定です。
ゲームの世界大会で優勝すると「億」が見えてくるというのは、かなり夢がありますね。
PUBGは優勝65万ドル!
2026年の「Esports World Cup」で行われたPUBG: BATTLEGROUNDSでは、24チームが賞金総額200万ドルをかけて対戦しました。
優勝したVirtus.proが獲得した賞金は、
65万ドル
でした。
1ドル150円なら、単純計算で約9,750万円。
ただしPUBGはチーム競技なので、これは選手1人が受け取る金額ではなく、優勝チームに対する賞金です。
それでも、1大会の優勝で1億円近い賞金が動く規模になっています。
PUBG MOBILEは優勝55万5,000ドル!
スマートフォンでプレイできる「PUBG MOBILE」も、世界では高額賞金が動くeスポーツタイトルです。
2026年の「PUBG MOBILE WORLD CUP」では、優勝したS2G Esportsが、
55万5,000ドル
を獲得しました。
1ドル150円なら約8,325万円です。
こちらもチームへの賞金ですが、スマホゲームの大会でも数千万円規模の優勝賞金が設定されていることがわかります。
Dota 2は2026年も優勝75万ドル!
高額賞金のゲームとして有名なのが、世界的人気を誇る「Dota 2」です。
2026年のEsports World Cupでは、優勝したPVISIONが、
75万ドル
を獲得しました。
1ドル150円なら、約1億1,250万円です。
こちらもチーム競技なので選手1人の取り分ではありませんが、2026年現在でも億円規模の賞金が動いています。
そしてDota 2には、さらに驚く過去の記録があります。
eスポーツ史上最高クラスは20億円超!
「eスポーツの賞金って、最高でいくらなの?」
と気になる人も多いのではないでしょうか。
代表的なのが、2021年に開催されたDota 2の世界大会「The International 2021(TI10)」です。
大会の賞金総額は、
4,001万8,195ドル
でした。
これはeスポーツの単一大会における賞金総額としてギネス世界記録にも認定されています。
さらに優勝したTeam Spiritには、
1,820万8,300ドル
が割り当てられました。
当時の為替でも20億円を超える規模です。
ただし、ここは要注意。
これはTeam Spiritというチーム全体への賞金なので、
「プロゲーマー1人が20億円もらった」
という意味ではありません。
それでもゲームの大会でこれだけのお金が動いたというのは、驚きですね。
Dota 2は5人制のチーム競技です。
仮に優勝賞金約20億円を5人の選手だけで均等に分けると、単純計算で1人約4億円。
ただし、大会の規模によって選手以外にコーチやアナリスト、マネージャーが就くこともあるので、実際の賞金の分配方法はチームや選手の契約によって異なります。
eFootballは国内大会でも賞金総額2,000万円
海外の大会だけではありません。
日本のJリーグと『eFootball™』による公式eスポーツ大会「eJリーグ eFootball™ 2026シーズン」では、
賞金総額2,000万円
が設定されています。
決勝大会の順位に応じて、クラブや選手に賞金が贈られる仕組みです。
さらに優勝した代表選手には、世界No.1プレーヤーを決める「eFootball™ Championship 2026 World Finals」につながる大会への出場権も与えられます。
サッカーゲームでも、国内大会から世界大会を目指せるルートが作られています。
ポケモンの世界大会も賞金総額200万ドル超!
子どもにも身近なポケモンの世界でも、eスポーツ大会には高額賞金が用意されています。
2026年の「Pokémon World Championships」では、
大会全体の賞金総額が200万ドル超
となりました。
大会では、
- ポケモンカードゲーム
- ポケモンのゲーム部門(VGC)
- Pokémon GO
- Pokémon UNITE
などが行われました。
2026年の「Pokémon UNITE」部門では、日本のZETA DIVISIONが世界王者となっています。
子どもにもおなじみのゲームから、世界大会を目指せる時代になっているんですね。
プロゲーマーの収入は賞金だけじゃない
ここまで大会賞金を紹介してきましたが、プロゲーマーの収入は賞金だけではありません。
主な収入源としては、
- 大会賞金
- 所属チームからの給与・契約料
- スポンサー契約
- YouTubeなどの動画収益
- Twitchなどの配信収益
- イベント出演
- 広告・タイアップ
- コーチ・解説などの仕事
などがあります。
そのため、
「獲得賞金=プロゲーマーの年収」ではありません。
大会で優勝できなかった年でも、所属チームやスポンサー、配信などから収入を得て活動するプロゲーマーもいます。
逆に、チーム競技で高額賞金を獲得しても、その全額が1人の選手の収入になるわけでもありません。
アジア大会で優勝したら賞金はもらえる?
では、2026年の愛知・名古屋アジア競技大会でeスポーツ種目に優勝した場合はどうなのでしょうか。
アジア競技大会は、ゲームメーカーなどが開催する一般的な賞金制のプロ大会とは性格が異なり、日本代表としてメダルを競う国際総合競技大会です。
そのため、
「ぷよぷよでアジア大会優勝=セガ公式大会の優勝賞金100万円がもらえる」
というわけではありません。
プロ大会の「賞金」と、日本代表として国際大会で獲得する「メダル・報奨金」は、分けて考える必要があります。
栗原悠輝選手についても、セガ公式大会で年間王者になったことと、アジア大会の日本代表に選ばれたことは別の実績です。
なぜeスポーツはこんなに賞金が高いの?
「ゲームの大会なのに、なぜ1億円以上の賞金を出せるの?」
と驚く人もいるかもしれません。
大会によって仕組みは異なりますが、eスポーツには、
- ゲームメーカー
- 大手企業のスポンサー
- 世界規模の動画配信
- イベント・チケット収益
- ゲーム内アイテムなどの売上
といった大きなお金が動いています。
特に世界的人気タイトルでは、大会そのものが巨大なエンターテインメントビジネスになっています。
かつての「家でゲームをして遊ぶ」というイメージからは、ずいぶん変わってきました。
まとめ|プロゲーマーの優勝賞金は100万円から億単位まで
今回は、プロゲーマーが大会で優勝するといくらもらえるのかを、2026年の直近データを中心に調べました。
主な例をまとめると、
- ぷよぷよ:優勝100万円
- スト6:個人の優勝賞金100万ドル
- PUBG:優勝チーム65万ドル
- PUBG MOBILE:優勝チーム55万5,000ドル
- Dota 2:2026年EWCで優勝チーム75万ドル
- eFootball:国内大会で賞金総額2,000万円
- Dota 2では過去に優勝チーム1,820万ドル超の大会も
と、ゲームによってかなりの違いがありました。
もちろん、プロになれば誰でも億単位を稼げるわけではありません。
それでも、6歳でもらったゲームをきっかけに「ぷよぷよ」を始め、11歳でプロになった栗原悠輝選手のような例もあります。
好きなゲームを極めた先に、プロや日本代表、世界大会という道もある。
eスポーツの賞金額を見てみると、ゲームが「遊び」だけではなく、本格的な競技や職業の一つとして広がっていることがわかります。
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