元サッカー日本代表で、J1歴代最多得点記録を持つ大久保嘉人さん。
2026年6月放送の『アナザースカイ』では、現在暮らしているスペイン・バルセロナでの生活が紹介されました。
「なぜバルセロナへ移住したの?」
「現在の年収は?」
「家族は一緒に暮らしているの?」
と気になった方も多いのではないでしょうか。
今回は、大久保嘉人さんの現在の活動や推定年収、家族とのバルセロナ移住生活についてまとめました。
大久保嘉人はなぜバルセロナへ移住した?
大久保嘉人氏が家族6人でバルセロナへ移住した主な理由は、「サッカー留学中の息子たちの応援」と「スペインでの新クラブ創設という自身の新たな挑戦」の2つです。
具体的な背景や現地での活動内容は以下の通りです。
1. 息子たちの夢を近くで応援するため
長男と三男が先にスペインへサッカー留学をしており、彼らの「スペインに住みたい!」という強い願いがありました。
子どもたちの夢を近くでサポートしたいという親としての思いから、家族全員での移住を決断しています。
大久保さんは、自分自身を振り返り、「自分と照らし合わせて」自分が行けなかった海外に、子供たちが行きたいなら、子供の夢をつぶしたくないと思ったそうです。
そして、決断は早かったとも語られました。
2. 新クラブ「FC Sol Naciente」の創設とオーナー就任
大久保氏自身も「これまでにやったことのない新しいことに挑戦したい」と考え、バルセロナを拠点とするサッカークラブ「FC Sol Naciente(ソル・ナシエンテ)」を立ち上げ、クラブダイレクター(オーナー)に就任しました。
スペインの10部リーグ相当からスタートし、将来的に1部リーグ(ラ・リーガ)への参入を目指すという壮大なプロジェクトです。
2026年9月開幕の2026-2027シーズンからのリーグ参入が決定しており、現在はまさにスタートを切る直前の段階です。
きっかけは、子供たちが夢を追っているのに、自分にも夢がある方が良い、と思ったからだそうです。
大久保さんにしかできない、「次世代ストライカー発掘」をするというプロジェクトも素敵だなと思いました。
3. 日本人ストライカーの育成と日本への還元
このクラブでは18〜23歳の育成年代を対象とし、日本国内のセレクションで選ばれた優秀な日本人ストライカーをスペインの激しい環境で育てる計画を進めています。
「世界に通用するストライカーを育てることが日本サッカーへの恩返し」という熱いビジョンが移住の根底にあります。
4. 自身の指導者ライセンス取得
現地では毎日5日、マンツーマンでの指導を受けながら猛烈にスペイン語を勉強しています。これは、ヨーロッパの最高位指導者資格である「UEFAプロライセンス」の取得を見据えた挑戦でもあります。
番組では、大久保さんの妻が語ったことがとても印象的でした。
サッカーから引退してから「試合中に戦う目がみられなくなった」とのことで、彼本来の目を取り戻したいと思った奥さんは、息子さんのスペイン留学の際、奥さんが先にスペインに行くことを提案していたそうです。
サッカーから離れていく大久保さんをみたくなかった奥さんは、そうやって大久保さんの気持ちを試すようなことをした、とも番組で語られました。
その奥さんの言葉で、日本に残るよりも一緒にスペインに行くことにした大久保さんは、今回の番組で、その奥さんの心中を知ることになったことが番組をみてわかりました。
今は、スペインでサッカーに携わり、ストライカーを育てることで、日本のサッカーに恩返しをしたいと語っておられたことがとても印象的でした。
大久保嘉人の現在の年収は?
大久保嘉人氏の現在の正確な年収は公式に非公表ですが、タレント・解説者としての多方面での活躍、そしてスペインでの新たなビジネス展開から、引退後も安定した収入を得ていると考えられます。
現在のアスリートタレントとしての主な収入源の構成は以下の通りです。
- テレビ・メディア出演料
『ジャンクSPORTS』をはじめとするバラエティ番組に多数ゲスト出演しており、人気の元アスリート枠として安定した出演料を得ています。 - サッカー解説・コメンテーター
Jリーグや日本代表戦の試合解説、スポーツニュース番組でのコメンテーターとしての報酬です。 - 広告・スポンサー契約
現役時代の高い知名度を活かした企業広告への出演や、アンバサダー就任による契約料が大きなウェイトを占めます。 - スペインでのサッカービジネス
スペイン・バルセロナを拠点とするクラブのディレクターを務めており、プロジェクトの運営や日本からの留学生ビジネスといった指導者・経営者としての新たな収入源が生まれています。
現役時代の最高年俸(約2億5000万円)に比べると総額は下がっているものの、現在もテレビで見ない日がないほど需要が高いため、一般的なサラリーマンを凌ぐ収入を維持していると思われます。
ちなみに、現在もお金の管理はすべて奥様が担当しており、本人は現役時代と変わらずお小遣い制で生活していることをバラエティ番組で度々ネタにしています。
大久保嘉人の家族構成は?
大久保嘉人氏の家族構成は、妻(莉瑛さん)と、4人の男の子(4兄弟)からなる「合計6人の大家族」です。
テレビ番組やSNSでも非常に仲睦まじい姿が公開されており、トレンドブログでも読者の関心が高い人気のトピックです。
具体的な家族のメンバー構成と特徴は以下の通りです。
👨👩👦 大久保家のメンバー構成
- 本人:大久保 嘉人(おおくぼ よしと)
生年月日:1982年6月9日(44歳) - 妻:莉瑛(りえ)さん
生年月日:1983年生まれ(42〜43歳)
※国見高校時代の同級生
大久保氏の現役時代からすべての家計を管理するしっかり者の奥様です。 - 長男:碧人(あいと)さん
生年月日:2005年7月18日(20歳)
高校卒業後の2024年に、いち早く夢を追ってスペインへサッカー留学しています。
父親そっくりのイケメン!
今回のバルセロナ移住のきっかけを作った一人でもあります。 - 次男:緑二(りょくじ)さん
生年月日:2010年2月22日(16歳)
※ H22年2月22日生まれで、2が並ぶ珍しい誕生日であることを、大久保嘉人さんはSNSでも紹介されています。
2025年3月に中学校を卒業。父親譲りの高い身体能力を持っています。 - 三男:橙利(とうり)さん
生年月日:2012年1月26日(14歳)
大久保氏の現役最終年に大阪で「父子2人暮らし」をし、大久保氏が作ったキャラ弁の主役となった息子さんです。 - 四男:紫由(しゆう)くん
生年月日:2017年3月31日(9歳)
やんちゃで可愛らしい大久保家の末っ子です。
お子さんたちの名前に、「色」が入ったこだわりの名前が素敵ですね!
バルセロナ移住について、最初は長男や三男の留学から始まりましたが、2025年春から「家族みんなでスペインへ移住する」という大きな決断を下しています。
この「家族一丸となって夢を追う姿」こそ、アナザースカイの最大の感動ポイントだと感じました。
大久保嘉人のJ1最多得点記録とは?
Jリーグの歴史において、最もゴールを奪ったストライカーが大久保嘉人さんです。
プロ生活20年間で積み上げた通算191ゴールという数字は、現在も破られていない不滅の金字塔となっています。
最新のJ1通算得点ランキング(歴代トップ5)がこちらです。
- 1位:大久保 嘉人(191ゴール)
- 2位:興梠 慎三(168ゴール)
- 3位:佐藤 寿人(161ゴール)
- 4位:中山 雅史(157ゴール)
- 5位:前田 遼一(154ゴール)
2位の興梠慎三選手に23点もの大差をつけており、上位陣はすでに現役を退いているため、当分の間はこの記録が塗り替えられることはないでしょう。
また、大久保さんは、サッカーでは苦しいことばかりだったとも番組で語られています。
この得点王になった3年間だけが、楽しい時期だったそうです。
また、理学療法士として印象的なのは、大久保嘉人さんが39歳まで第一線でプレーを続けたことです。
フォワードは接触プレーが多く、膝や足首への負担も大きいポジションです。
その中で長期間活躍できた背景には、
- 状況判断能力
- 身体操作能力
- 日々のコンディション管理
があったのではないかと感じます。
特に30代に入ってからも得点王争いを続けていたことを考えると、単純な身体能力だけでなく、自分の身体を理解し管理する力にも優れていたのではないでしょうか。
理学療法士が考察|大久保嘉人が40代でも挑戦を続けられる理由
40代を迎えてなお、バルセロナへ移住し、新クラブの創設や最高位の指導者ライセンス取得など、信じられないほどのバイタリティで挑戦を続ける大久保嘉人さん。
なぜ、彼はこれほどまでに若々しく、エネルギーに満ち溢れているのでしょうか?
理学療法士(PT)の視点から、「身体と脳(メンタル)のメカニズム」を考察します。
理由①|現役時代から培われた「高い自己組織化能力」と柔軟な関節
40代になっても新しい環境(海外生活や指導者としての立ち振る舞い)に素早く適応できるのは、現役時代のプレースタイルと深く関係していると思われます。
大久保さんはJ1最多得点(191ゴール)を記録したストライカーですが、ただ足が速いだけでなく、刻一刻と変わる状況に合わせて瞬時に身体を動かす「自己組織化能力(状況適応能力)」が高いと言われていました。
また、大久保さんは現役時代は、特に股関節の柔軟性や可動域が非常に高い選手として知られています。
身体の仕組みとして考えると、これは脳から筋肉への命令が非常にスムーズで、かつ思った動作を体現できる関節の柔らかさがあるという状態と言えます。
39歳まで現役で活躍し、「どんな体勢からでも枠をとらえるシュート」は、関節の柔らかさと体幹の強さが組み合わさることで実現していましたが、その経験から、イメージしたことを実現することへの「自己効力感」が高いのではないかと考えられます。
その身体操作性の高さから生まれる「自己効力感」は、40代を過ぎても新しい挑戦に対して「できる感覚」と、「フットワークの軽さ」へと繋がっていると思われます。
理由②|脳の老化を防ぐ「新しい刺激」への飽くなき追求
理学療法士のリハビリ現場でもよく重要視されますが、人間は「いつもと同じ行動」を繰り返すと脳も身体も衰えていきます。
大久保さんは、現役時代から複数のクラブを渡り歩き、常に自分を厳しい環境に置いてきました。
そして40代になった現在、言葉も通じないスペインの地で「毎日5時間のスペイン語学習」や「クラブ経営」という、脳に強烈なプレッシャーと刺激を与える環境に身を置いています。
このように、常に新しい神経回路(脳のネットワーク)を刺激し続けていることこそが、40代になっても老け込まず、少年のような高いモチベーションを維持できている理由だと考えられます。
理由③|動ける身体が支える「前向きなマインド(精神)」
「健全な精神は健全な肉体に宿る」と言いますが、大久保さんは引退後も自身のサッカースクールなどで子どもたちと一緒にボールを蹴り、現役さながらの動ける肉体をキープしています。
適度な高強度の運動は、幸福感ややる気を高める脳内物質(ドーパミンやセロトニン)の分泌を促すと言われています。
「身体が思い通りに動く」という肉体的な自信があるからこそ、40代になっても立ち止まることなく、バルセロナという世界の大舞台で次々と新しい夢を描き、挑戦し続けられるのではないかと考察します。
理学療法士として、リハビリに関わる中で感じるのは、歳を重ねても新しい目標を持つ人ほど生き生きしている、ということです。
大久保さんは、「息子さんの留学についていく親」としてだけでなく、「息子さんの夢を応援しながら、自分も新しい挑戦を始めた父親」ということに、私は感動しました。
スペインでのプレー経験があったとはいえ、オーナーとして必要な語学力は選手時代とは違うであろうはず。
その中で、さらにスペイン語の学習をし、UEFAライセンス取得をして、クラブを経営していくという、高い目標を実現しようとしているところが、本当に尊敬する内容だと感じました。
まとめ
今回は『アナザースカイ』に出演した大久保嘉人さんについて、
- バルセロナ移住の理由
- 現在の年収
- 家族との生活
- J1最多得点記録
をまとめました。
現役時代に日本サッカー界を代表するストライカーとして活躍した大久保嘉人さん。
引退後、新たな環境でストライカーの育成を通じてクラブチームを育てるという挑戦を続ける姿に、多くの人が刺激を受けるのではないでしょうか。
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