2026年6月4日放送の『あしたが変わるトリセツショー』では、ツボ押しの最新情報が紹介されました。
今回取り上げられたのは、2024年10月31日に放送された「改訂版ツボ★肩こり・腰痛・冷え性・美容SP」のその後。
番組によると、当時紹介されたツボ押しを続けていた視聴者から「片頭痛やめまいが激減した」というお便りが届いたそうです。
しかし、前回は頭痛向けのツボは紹介されておらず、なぜ改善したのかを番組が改めて取材することになりました。
その結果、「ちょっと変わったツボの押し方」に思わぬ効果が隠されていたことが分かったとのこと。
また、前回放送でも話題になったリフトアップのツボも再び注目されています。
この記事では、トリセツショーで紹介された美容・肩こり・腰痛・疲労に役立つツボの位置や探し方、押し方のポイントを分かりやすくまとめます。
さらに、番組で紹介された内容をもとに、なぜ片頭痛やめまいにも変化が見られたのかについて、理学療法士の視点から考えてみたいと思います。
【お悩み別】ツボのまとめ
この記事では、以下のお悩みについて、ツボの探し方のコツとやり方を紹介します。
- 美容・リフトアップのツボ
- 疲労のツボ
- 腰痛のツボ
- 肩こりのツボ
- ストレスのツボ
- 冷え性のツボ
また、最新版トリセツショーとして紹介された「偏頭痛」については、番組内容を確認してから編集予定です。
上記のツボの分かりやすい探し方と、理学療法士の視点からみた効果についても紹介していきます。
各章には目次からジャンプできるので、ご活用くださいね!
【美容・リフトアップ】ツボの探し方のコツとやり方
ツボの刺激によって体の内面/外面を美しくしようという「美容鍼灸」がトリセツショーで紹介されました。
東京有明医療大学教授で鍼灸師の安野登美子さんが紹介された基本の4つのツボと、完全版として追加された8つのツボを紹介(計12か所)します。
リフトアップ効果が期待できるツボ押しのやり方のコツ

- 頭・眉・頬・首にあるツボ:1セット3回ゆっくり3秒押す
- 耳のツボ:引っ張るように5回刺激
- 朝昼晩に1日2~3セット
- 力加減は痛気持ち良い程度が良い
- 押し終わったらゆっくり力を抜く
- 鏡を見ながら位置を確認するのもGOOD!
【理学療法士のコツ💡】
習慣化が効果を生むコツです!
毎日時間を決めて取り組むとよいですよ。
リフトアップ・基本のツボ①|太陽(たいよう)
【位置】
眉尻と目尻の中間から親指1本分外のくぼんでいる部分

【太陽のツボを探すコツ】
こめかみのエリアは広いので、しっかりとツボの位置を確認して押したいですね。
リフトアップのスイッチを入れるには、以下の3ステップの触り方でピンポイントに狙いましょう!
- 目尻と眉尻の2つの点を結び、そのちょうど真ん中をイメージします。
- そこから指1本分(約2cm)耳側(後ろ)へ水平にスライドさせます。
- 指の腹を当てたまま、あごを「アーン」と大きく開けてみてください。
あごを動かしたときに、一番ペコッと大きく凹む骨のキワ(斜面)。
そこがリフトアップのツボ『太陽』です!
骨の「キワ(斜面)」に指を滑り込ませるように押し下げると、綺麗にツボに入ります。
【理学療法士の視点💡】
なぜ「太陽」でリフトアップするの?
「太陽」のツボは、頭の横にある大きな筋肉「側頭筋」のキワに位置します。
側頭筋はフェイスラインを支える筋膜ともつながっているため、スマホ首(ストレートネック)やデスクワーク、食いしばりなどで硬くなると、顔全体が下に引っ張られやすくなると考えられています。
ツボ押しによって局所の血流改善や筋肉の緊張緩和が期待できるため、側頭筋本来の柔軟性が戻り、リフトアップのサポートにつながる可能性があります。
リフトアップ・基本のツボ②|顴髎(けんりょう)
【位置】
目尻の下のほうで、頬骨の下のくぼんでいるところ
※ほうれい線を伸ばすように押す

【顴髎のツボを探すコツ】
- まっすぐ前を向き、「目尻(目の端)」を確認します。
- その目尻から、指の腹で真下(あごの方向)へすーっと線を引くように下ろします。
- 頬骨(にこっと笑ったときに一番高くなる骨)の「下側のキワ」にぶつかったらストップ!そこの「ペコッとへこんでいる隙間」が『顴髎』です。
骨の下側から、斜め上(脳の真ん中)に向かって優しく押し上げると、奥にズーンと響く感覚があります。
ここがリフトアップのツボです。
【理学療法士の視点💡】
顴髎がたるみ・ほうれい線に効く科学的理由
顴髎を押すことで、頬を持ち上げる表情筋の周囲の血流改善や筋肉の動きをサポートする効果が期待できます。
顴髎のすぐ下には、口角や頬を上に引き上げる「大頬骨筋」「小頬骨筋」という笑顔を作るための重要な筋肉があります。
無表情でいる時間が長かったり、加齢によって筋肉の柔軟性が低下したりすると、頬を支える力が弱くなり、ほうれい線やたるみにつながることがあります。
ツボ押しにて血流が良くなると、硬くなっていた筋膜や筋肉の循環が良くなり、本来の「バネのような引き上げ力」が戻る効果が期待できます。
リフトアップ効果のツボ③|頬車(きょうしゃ)
【位置】
下あごの角から中指の幅1本分斜め内側のところ

【頬車のツボを探すコツ】
- まず、耳の下にある「エラの角(下顎角)」を指で確認します。
- そこから指1本分(約1〜1.5cm)「前(口の方向)」かつ「少し上」に指を移動させます。
- その状態で、奥歯を「グッと」噛み締めてみてください。
噛んだときに筋肉(咬筋)がプクッと盛り上がり、力を抜くとペコッとへこむ場所。
そこが『頬車』のツボです。
咬筋の張り方には左右差があるため、ツボの位置や押したときの響き方が左右で異なることがあります。押したときにズーンと響く感覚も大切にしましょう。
【理学療法士の視点💡】
頬車がリフトアップに効く理由は?
それは、顔の中で最も力強い筋肉「咬筋(こうきん)」の緊張を解きほぐすことにあります。
頬車がある咬筋は、かみしめや歯ぎしり、ストレスなどで硬くなりやすい筋肉です。
硬くなると、エラ周りに老廃物や水分が溜まり、「二重あご」や「フェイスラインのもたつき」につながる可能性があります。
頬車を押すことで咬筋が奥までほぐれると、むくみが改善されやすくなり、フェイスラインが引き締まる効果が期待できます。
リフトアップ効果のツボ④|翳風(えいふう)
【位置&やり方】
耳たぶの後ろのくぼんでいるところ。
親指の腹でおしながら耳たぶを軽くつまんで回す。

【翳風のツボを探すコツ】
- まず、耳たぶのすぐ後ろ(裏側)に指を当てます。
- その状態で、口を「アーン」と軽く開けてみてください。
- 開けたときに、骨と耳たぶの間にペコッと凹む隙間が現れます。
そこが『翳風』のツボです。
【理学療法士の視点💡】
翳風がもたらす引き締め効果とは?
翳風のツボは、首を支える大きな筋肉「胸鎖乳突筋」の付着部付近に位置しています。
また、この周囲には耳下腺リンパや顔面神経が通るエリアがあり、血流や循環の影響を受けやすい場所でもあります。
そのため、ツボ押しによって周囲の筋肉の緊張がやわらぎ、循環が改善することで、むくみの軽減やフェイスラインをすっきり見せる効果が期待できます。
私もツボの位置を確認しながらツボ押しをやってみました。
顔まわりの筋肉や皮膚への刺激が心地よく、顔全体がポカポカしてくるような感覚がありました。
この4つのツボだけでも、顔面の血流改善の効果が期待できそうだと実感しました。
次のセクションでは、美容のためのツボ完全版としてさらに紹介された8個のツボについて、触り方のコツを理学療法士が解説します。
リフトアップに期待!【完全版】美容のツボ
以下の8つのツボで、リフトアップに効く美容のツボ完全版となります。
ツボの位置をしっかり確認していきましょう!
美容のツボ完全版|百会(ひゃくえ)
【位置】
両耳の一番高いところを結ぶ線と鼻筋を通る線が交わるところ

【百会のツボを探すコツ】
- まず、左右の「耳の一番高い場所(耳尖)」を指で確認します。
- その2つの点から頭のてっぺんに向かって、カチューシャをつけるようにまっすぐ指をすり上げていき、交わった場所が『百会』です!
ちょうど鼻の筋をまっすぐ上に伸ばした線とも交わる場所で、触ると少し柔らかく「ペコッとへこんでいる」のが目印。押すと頭の芯にズーンと心地よく響きます。
【理学療法士の視点💡】
百会がリフトアップにつながる理由。
百会は顔全体の引き上げを支える「元締め」のような存在です。
百会は頭頂部にあり、おでこから後頭部までをつなぐ「帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)」の中心付近に位置します。
頭皮が硬くなると顔全体を支える柔軟性が低下し、まぶたのたるみやフェイスラインのもたつきにつながることがあります。
百会を刺激することで頭皮の緊張がやわらぎ、血流改善や頭皮の柔軟性向上を通して、顔全体の引き締めをサポートする効果が期待できます。
美容のツボ完全版|上星(じょうせい)
【位置】
生え際の真ん中から親指1本分入ったところ

【上星のツボを探すコツ】
- まず、左右の眉間のちょうど真ん中(鼻の筋の延長線上)に指を当てます。
- そこから頭のてっぺんに向かって、まっすぐ上に指をすり上げていき、「髪の生え際」から指の幅1本分(約2cm)後ろへ進んだ場所が『上星』です。
【理学療法士の視点💡】
上星は、おでこの筋肉である「前頭筋(ぜんとうきん)」と頭皮全体を支える「帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)」がつながるエリアです。
前頭筋は、眉毛を持ち上げたり、おでこにシワを作ったりするときに働く筋肉。
スマホやパソコン作業で目を酷使すると、この周囲が緊張しやすくなります。
上星を刺激することで、前頭筋や頭皮の柔軟性が保たれ、まぶた周囲や額の重だるさの改善、顔全体のリフトアップをサポートする効果が期待できます。
美容のツボ完全版|攅竹(さんちく)
【位置】
眉がしらの下のくぼんだ部分

【攅竹のツボを探すコツ】
- まず、左右の眉毛の「鼻側の端(眉頭)」に親指の腹を当てます。
- そこからほんの少しだけ「下(目の方向)」へ指をずらすと、眉骨の内側の角に「ペコッとへこむ小さな小さなくぼみ」があります。そこが『攅竹』です!
骨の裏側に指の腹を少し滑り込ませるようにして、上(おでこの方向)に向かって優しく押し上げると、奥にズーンと響く感覚があります。
【理学療法士の視点💡】
攅竹がもたらす引き締め効果とは?
このツボは、眉間にシワを寄せる筋肉である「皺眉筋(しゅうびきん)」と、おでこを上に引き上げる「前頭筋(ぜんとうきん)」が交差する位置。
パソコンやスマホ画面に集中しているときや、無意識に眉間に力が入っている時など、これらの筋肉は持続的に緊張し硬くなっています。
この筋肉の緊張が続くと、まぶた周囲の重だるさや額のこわばりにつながり、表情全体が疲れて見える一因になることがあります。
攅竹を優しく刺激して皺眉筋のコリをほぐすことで、おでこの筋肉が本来の「上へと引き上げる力」を取り戻す効果が期待できます。
美容のツボ完全版|巨髎(こりょう)
【位置】
瞳から下ろした線と小鼻のラインが交わるところ

【巨髎のツボを探すコツ】
- まず、まっすぐ前を向いたときの「瞳(黒目の真ん中)」を確認します。
- その瞳から真下(あごの方向)へすーっと下ろした線と、「小鼻の両脇(一番ふくらんでいる部分)」を真横に結んだ線が、ちょうど十字に交わる場所。そこが『巨髎』です!
触ると、頬骨の下側のキワでペコッとへこむ場所があり、指の腹で骨を少し上へ押し上げるようにすると、奥に独特の響きを感じるのが目印です。
【理学療法士の視点💡】
巨髎がもたらす引き締め効果とは?
このツボは、口角を斜め上に引き上げる「大頬骨筋(だいきょうこつきん)」と、上くちびるを引き上げる「上唇挙筋(じょうしんきょきん)」が交差する位置。
無表情の時間が長かったり、食いしばりのクセがあったりすると、頬を支える筋肉が硬くなりやすくなります。
この筋肉の緊張が続くと、頬の位置が下がってほうれい線が深くなり、フェイスライン全体がたるんで見える一因になることがあります。
巨髎を優しく刺激して頬のコリ(筋肉のしこりのような部分)をほぐすことで、口元や頬の筋肉が本来の「上へと引き上げる力」を取り戻す効果が期待できます。
美容のツボ完全版|風池(ふうち)
【位置】
頭の後ろ、生え際付近のくぼんだ部分

【風池のツボを探すコツ】
- まず、後ろ髪の生え際あたり、首の後ろを触ったときに盛り上がる太い筋肉(僧帽筋)の外側に親指の腹を当てます。
- そこから親指を少し「外側かつ上(耳の後ろの出っ張った骨の方向)」へすべらせると、髪の生え際あたりで「ペコッとへこむ小さなくぼみ」があります。そこが『風池』です!
頭の中心(反対側の目鼻の方向)に向かって、斜め上へ優しく押し上げるように圧を加えると、奥にズーンと響く感覚があります。
【理学療法士の視点💡】
風池がもたらす引き締め効果とは?
このツボは、首の後ろを支える「僧帽筋」や「頭半棘筋(頭を支える深い筋肉)」などのインナーマッスルが集まる位置。
デスクワークでのパソコン操作やスマホの画面をのぞき込む姿勢が続くと、頭の重さを支えるためにこれらの筋肉は持続的に緊張し硬くなりがちです。
この筋肉の緊張が続くと、後頭部からつながる帽状腱膜(頭皮の膜)が下に引っ張られ、連動しているおでこや目元、フェイスライン全体のたるみにつながることがあります。
風池を優しく刺激して首と頭の付け根のコリをほぐすことで、頭皮の柔軟性が高まり、顔全体の皮膚や筋肉を本来の「上へと引き上げる力」を取り戻す効果が期待できます。
美容のツボ完全版|完骨(かんこつ)
【位置】
耳の後ろ、骨の出っ張りから少し下のくぼみにあります
【完骨のツボを探すコツ】
- まず、耳の後ろにある「後ろに突き出た大きな骨(乳様突起)」の先端に親指の腹を当てます。
- そこからほんの少しだけ「後ろかつ上(後頭部の方向)」へ指をずらすと、骨のキワに「ペコッとへこむ小さなくぼみ」があります。そこが『完骨』です!
骨の裏側に指の腹を少し滑り込ませるようにして、頭の中心(反対側の目頭の方向)に向かって優しく押し上げると、奥にズーンと響く感覚があります。
【理学療法士の視点💡】
完骨がもたらす引き締め効果とは?
このツボは、首を前に曲げたり横を向いたりするときに使う「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」の付け根(付着部)にあたる位置。
スマホやパソコンを見るときに首が前に出る「ストレートネック」の姿勢が続くと、頭の重さを支えるためにこの筋肉は持続的に緊張し硬くなりがちです。
この筋肉の緊張が続くと、耳の後ろから顎(あご)の下、さらにはフェイスラインの皮膚や筋膜が下へと引っ張られ、二重あごやエラ周りのたるみにつながることがあります。
完骨を優しく刺激して胸鎖乳突筋周囲の緊張がやわらぐことで、首まわりを動かしやすくし、フェイスラインをすっきり見せる効果が期待できます。
美容のツボ完全版|肺(はい)
【位置】
耳の穴の外側、広いくぼみの中心あたり
【肺のツボを探すコツ】
- 顔にある「肺」の反応点は、左右の頬のいちばん高いところ(頬骨のトップ)にあります。
- まず、鏡を正面から見て、黒目の中心から真下に下ろした「縦のライン」と、鼻の頭(いちばん高いところ)を通る「横のライン」を頭の中で結びます。
- その2つのラインが交わるところに人差し指か中指の腹を当ててください。そこからほんの少しだけ「外側(耳の方向)」へ指をすべらせると、頬骨のいちばん盛り上がった頂点付近に「ペコッとへこむ小さな小さなくぼみ」があります。そこが『肺』のツボです!
骨の表面に対して指の腹を垂直に当て、優しく円を描くように揉みほぐすか、奥に向かって優しく押し込むと、じわーっと響く感覚があります。
【理学療法士の視点💡】
肺がもたらす引き締め効果とは?
このツボは、笑顔を作るときに頬を高く持ち上げる「小頬骨筋(しょうきょうこつきん)」や、目元と頬をつなぐ筋肉が密集する位置。
デスクワークで猫背になり、呼吸が浅くなっているときや、ストレスで自律神経が乱れているとき、顔の表情筋も連動して持続的に緊張し硬くなっています。
この筋肉の緊張が続くと、頬のトップの位置が下がって顔全体が間伸びして見え、目の下のたるみやゴルゴライン(目の下から頬に伸びる線)が目立つ一因になることがあります。
顔の「肺」のツボを優しく刺激して頬のトップのコリをほぐすことで、浅くなっていた呼吸が深くなり、血液や酸素が顔全体に行き渡ります。その結果、頬の筋肉が本来の「上へと引き上げる力」を取り戻し、若々しい立体的なフェイスラインにする効果が期待できます。
美容のツボ完全版|神門(しんもん)
【位置】
耳の上の方、三角形のくぼみにあります。
【神門のツボを探すコツ】
- まず、鏡を見て自分の耳の上の方を確認します。耳の上部には、軟骨で囲まれた「三角形の平らなくぼみ(三角窩:さんかくか)」があります。
- その三角形のくぼみの一番奥、やや上寄りのキワに人差し指の腹を当てます。
そこからほんの少しだけ指先を押し込むと、軟骨のフチの裏側に「ペコッとへこむ小さな小さなくぼみ」があります。
そこが耳の『神門』です!
親指と人差し指で耳を前後から挟み込むようにして、そのくぼみを優しくつまむように揉んだり、斜め上(頭のてっぺん方向)に優しく引っ張るようにすると、じんわりと温かくなる感覚があります。
【理学療法士の視点💡】
神門がもたらす引き締め効果とは?
このツボは、リラックスを促すツボとして知られており、自律神経との関連が注目されているエリアで、耳を頭に固定している「上耳介筋(じょうじいかいきん)」や「前耳介筋(ぜんじいかいきん)」に近い位置。
日常のストレスや緊張が続くと、自律神経の乱れから顔や頭を支える筋肉全体がこわばります。
特に耳の周りの筋肉が硬くなると、連動している側頭筋(頭の横の筋肉)や、フェイスラインを後ろから支える筋膜の柔軟性が失われてしまいます。
この緊張が続くと、顔全体の皮膚を後ろに引っ張り上げる力が弱くなり、頬やあごのラインが下へたるむ一因になることがあります。
耳の神門を優しく刺激して自律神経をリラックスさせ、耳周りの筋肉のコリをほぐすことで、側頭部や耳周囲の筋肉の緊張がやわらぐことで、顔まわりをすっきり感じる方もいます。
その結果、頭皮から顔全体の皮膚が本来の「上へと引き上げる力」を取り戻し、フェイスラインをすっきり見せる効果が期待できます。
【理学療法士の体験談💡】
私自身も、ほうれい線対策として半年以上前から耳をむにむに触る習慣があります。
はじめの頃は神門の周囲を押すとかなり痛みを感じましたが、最近は以前ほど気にならなくなりました。
テレビを見ながらでもできるので、無理なく続けやすいセルフケアだと感じています。
次のページでは、疲労のツボや腰痛・頭痛のツボについても詳しく見て行きましょう!

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