2026年6月4日放送のNHK『あしたが変わるトリセツショー』「ツボ」の改訂版が、9月17日に再放送されます。
番組では、美容・腰痛・疲労・不眠など、悩み別のツボを紹介。
さらにツボ押しを実践した視聴者からは、「片頭痛やめまいが軽減した」というお便りも寄せられました。
この記事では、番組で紹介されたツボの場所・押し方を一覧でまとめます。
理学療法士の視点から、ツボを探すときの体の目印や押し方のポイントも解説。
詳しい探し方や、理学療法士の視点は折りたたみ部分から確認できます。
【お悩み別】ツボのまとめ
この記事では、以下のお悩みについて、ツボの探し方のコツとやり方を紹介します。
- 美容・リフトアップのツボ
- 疲労のツボ
- 腰痛のツボ
- 肩こりのツボ
- ストレスのツボ
- 冷え性のツボ
上記のツボの分かりやすい探し方と、理学療法士の視点からみた効果についても紹介していきます。
また、最新版トリセツショーとして紹介された「片頭痛」については、美容のツボの後にまとめています。
各章には目次からジャンプできるので、ご活用くださいね!
【美容・リフトアップ】ツボの探し方のコツとやり方
ツボの刺激によって体の内面/外面を美しくしようという「美容鍼灸」がトリセツショーで紹介されました。
東京有明医療大学教授で鍼灸師の安野登美子さんが紹介された基本の4つのツボと、完全版として追加された8つのツボを紹介(計12か所)します。
リフトアップのツボは、「リフトアップとして毎日行うことで片頭痛が軽くなった可能性」についても番組で紹介されました。
それについてもリフトアップのツボに最後にまとめています。
リフトアップ効果が期待できるツボ押しのやり方のコツ

- 頭・眉・頬・首にあるツボ:1セット3回ゆっくり3秒押す
- 「みんなの改訂版」では真上から5秒程度押すのが効果的とのこと
- 耳のツボ:引っ張るように5回刺激
- 朝昼晩に1日2~3セット
- 力加減は痛気持ち良い程度が良い
- 強く押しすぎると逆効果になることも。
- やさしく押しながらくるくると回すのもOKとのことで、気持ちよい程度に押すことが良いと解説(みんなの改訂版)
- 押し終わったらゆっくり力を抜く
- 鏡を見ながら位置を確認するのもGOOD!
番組では、ツボの位置がわかりにくい時は、そのあたりを押して痛気持ちよい場所を探すとそれがツボなので、押しながら探すと良いと、紹介がありました。
また、ツボだけですべての病気が治るわけではありません。
西洋医学とうまく組み合わせて健康を目指しましょう。
【理学療法士のコツ💡】
習慣化が効果を生むコツです!
毎日時間を決めて取り組むとよいですよ。
リフトアップ・基本のツボ①|太陽(たいよう)
【位置】
眉尻と目尻の中間から親指1本分外のくぼんでいる部分

こめかみのエリアは広いので、しっかりとツボの位置を確認して押したいですね。
リフトアップのスイッチを入れるには、以下の3ステップの触り方でピンポイントに狙いましょう!
- 目尻と眉尻の2つの点を結び、そのちょうど真ん中をイメージします。
- そこから指1本分(約2cm)耳側(後ろ)へ水平にスライドさせます。
- 指の腹を当てたまま、あごを「アーン」と大きく開けてみてください。
あごを動かしたときに、一番ペコッと大きく凹む骨のキワ(斜面)。
そこがリフトアップのツボ『太陽』です!
骨の「キワ(斜面)」に指を滑り込ませるように押し下げると、綺麗にツボに入ります。
「太陽」のツボは、頭の横にある大きな筋肉「側頭筋」のキワに位置します。
側頭筋はフェイスラインを支える筋膜ともつながっているため、スマホ首(ストレートネック)やデスクワーク、食いしばりなどで硬くなると、顔全体が下に引っ張られやすくなると考えられています。
ツボ押しによって局所の血流改善や筋肉の緊張緩和が期待できるため、側頭筋本来の柔軟性が戻り、リフトアップのサポートにつながる可能性があります。
リフトアップ・基本のツボ②|顴髎(けんりょう)
【位置】
目尻の下のほうで、頬骨の下のくぼんでいるところ
※ほうれい線を伸ばすように押す

- まっすぐ前を向き、「目尻(目の端)」を確認します。
- その目尻から、指の腹で真下(あごの方向)へすーっと線を引くように下ろします。
- 頬骨(にこっと笑ったときに一番高くなる骨)の「下側のキワ」にぶつかったらストップ!そこの「ペコッとへこんでいる隙間」が『顴髎』です。
骨の下側から、斜め上(脳の真ん中)に向かって優しく押し上げると、奥にズーンと響く感覚があります。
ここがリフトアップのツボです。
顴髎を押すことで、頬を持ち上げる表情筋の周囲の血流改善や筋肉の動きをサポートする効果が期待できます。
顴髎のすぐ下には、口角や頬を上に引き上げる「大頬骨筋」「小頬骨筋」という笑顔を作るための重要な筋肉があります。
無表情でいる時間が長かったり、加齢によって筋肉の柔軟性が低下したりすると、頬を支える力が弱くなり、ほうれい線やたるみにつながることがあります。
ツボ押しにて血流が良くなると、硬くなっていた筋膜や筋肉の循環が良くなり、本来の「バネのような引き上げ力」が戻る効果が期待できます。
リフトアップ効果のツボ③|頬車(きょうしゃ)
【位置】
下あごの角から中指の幅1本分斜め内側のところ

- まず、耳の下にある「エラの角(下顎角)」を指で確認します。
- そこから指1本分(約1〜1.5cm)「前(口の方向)」かつ「少し上」に指を移動させます。
- その状態で、奥歯を「グッと」噛み締めてみてください。
噛んだときに筋肉(咬筋)がプクッと盛り上がり、力を抜くとペコッとへこむ場所。
そこが『頬車』のツボです。
咬筋の張り方には左右差があるため、ツボの位置や押したときの響き方が左右で異なることがあります。押したときにズーンと響く感覚も大切にしましょう。
それは、顔の中で最も力強い筋肉「咬筋(こうきん)」の緊張を解きほぐすことにあります。
頬車がある咬筋は、かみしめや歯ぎしり、ストレスなどで硬くなりやすい筋肉です。
硬くなると、エラ周りに老廃物や水分が溜まり、「二重あご」や「フェイスラインのもたつき」につながる可能性があります。
頬車を押すことで咬筋が奥までほぐれると、むくみが改善されやすくなり、フェイスラインが引き締まる効果が期待できます。
リフトアップ効果のツボ④|翳風(えいふう)
【位置&やり方】
耳たぶの後ろのくぼんでいるところ。
親指の腹でおしながら耳たぶを軽くつまんで回す。

- まず、耳たぶのすぐ後ろ(裏側)に指を当てます。
- その状態で、口を「アーン」と軽く開けてみてください。
- 開けたときに、骨と耳たぶの間にペコッと凹む隙間が現れます。
そこが『翳風』のツボです。
翳風のツボは、首を支える大きな筋肉「胸鎖乳突筋」の付着部付近に位置しています。
また、この周囲には耳下腺リンパや顔面神経が通るエリアがあり、血流や循環の影響を受けやすい場所でもあります。
そのため、ツボ押しによって周囲の筋肉の緊張がやわらぎ、循環が改善することで、むくみの軽減やフェイスラインをすっきり見せる効果が期待できます。
私もツボの位置を確認しながらツボ押しをやってみました。
顔まわりの筋肉や皮膚への刺激が心地よく、顔全体がポカポカしてくるような感覚がありました。
この4つのツボだけでも、顔面の血流改善の効果が期待できそうだと実感しました。
次のセクションでは、美容のためのツボ完全版としてさらに紹介された8個のツボについて、触り方のコツを理学療法士が解説します。
リフトアップに期待!【完全版】美容のツボ
以下の8つのツボで、リフトアップに効く美容のツボ完全版となります。
ツボの位置をしっかり確認していきましょう!
美容のツボ完全版|百会(ひゃくえ)
【位置】
両耳の一番高いところを結ぶ線と鼻筋を通る線が交わるところ

- まず、左右の「耳の一番高い場所(耳尖)」を指で確認します。
- その2つの点から頭のてっぺんに向かって、カチューシャをつけるようにまっすぐ指をすり上げていき、交わった場所が『百会』です!
ちょうど鼻の筋をまっすぐ上に伸ばした線とも交わる場所で、触ると少し柔らかく「ペコッとへこんでいる」のが目印。押すと頭の芯にズーンと心地よく響きます。
百会は顔全体の引き上げを支える「元締め」のような存在です。
百会は頭頂部にあり、おでこから後頭部までをつなぐ「帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)」の中心付近に位置します。
頭皮が硬くなると顔全体を支える柔軟性が低下し、まぶたのたるみやフェイスラインのもたつきにつながることがあります。
百会を刺激することで頭皮の緊張がやわらぎ、血流改善や頭皮の柔軟性向上を通して、顔全体の引き締めをサポートする効果が期待できます。
美容のツボ完全版|上星(じょうせい)
【位置】
生え際の真ん中から親指1本分入ったところ

- まず、左右の眉間のちょうど真ん中(鼻の筋の延長線上)に指を当てます。
- そこから頭のてっぺんに向かって、まっすぐ上に指をすり上げていき、「髪の生え際」から指の幅1本分(約2cm)後ろへ進んだ場所が『上星』です。
上星は、おでこの筋肉である「前頭筋(ぜんとうきん)」と頭皮全体を支える「帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)」がつながるエリアです。
前頭筋は、眉毛を持ち上げたり、おでこにシワを作ったりするときに働く筋肉。
スマホやパソコン作業で目を酷使すると、この周囲が緊張しやすくなります。
上星を刺激することで、前頭筋や頭皮の柔軟性が保たれ、まぶた周囲や額の重だるさの改善、顔全体のリフトアップをサポートする効果が期待できます。
美容のツボ完全版|攅竹(さんちく)
【位置】
眉がしらの下のくぼんだ部分

- まず、左右の眉毛の「鼻側の端(眉頭)」に親指の腹を当てます。
- そこからほんの少しだけ「下(目の方向)」へ指をずらすと、眉骨の内側の角に「ペコッとへこむ小さな小さなくぼみ」があります。そこが『攅竹』です!
骨の裏側に指の腹を少し滑り込ませるようにして、上(おでこの方向)に向かって優しく押し上げると、奥にズーンと響く感覚があります。
このツボは、眉間にシワを寄せる筋肉である「皺眉筋(しゅうびきん)」と、おでこを上に引き上げる「前頭筋(ぜんとうきん)」が交差する位置。
パソコンやスマホ画面に集中しているときや、無意識に眉間に力が入っている時など、これらの筋肉は持続的に緊張し硬くなっています。
この筋肉の緊張が続くと、まぶた周囲の重だるさや額のこわばりにつながり、表情全体が疲れて見える一因になることがあります。
攅竹を優しく刺激して皺眉筋のコリをほぐすことで、おでこの筋肉が本来の「上へと引き上げる力」を取り戻す効果が期待できます。
美容のツボ完全版|巨髎(こりょう)
【位置】
瞳から下ろした線と小鼻のラインが交わるところ

- まず、まっすぐ前を向いたときの「瞳(黒目の真ん中)」を確認します。
- その瞳から真下(あごの方向)へすーっと下ろした線と、「小鼻の両脇(一番ふくらんでいる部分)」を真横に結んだ線が、ちょうど十字に交わる場所。そこが『巨髎』です!
触ると、頬骨の下側のキワでペコッとへこむ場所があり、指の腹で骨を少し上へ押し上げるようにすると、奥に独特の響きを感じるのが目印です。
このツボは、口角を斜め上に引き上げる「大頬骨筋(だいきょうこつきん)」と、上くちびるを引き上げる「上唇挙筋(じょうしんきょきん)」が交差する位置。
無表情の時間が長かったり、食いしばりのクセがあったりすると、頬を支える筋肉が硬くなりやすくなります。
この筋肉の緊張が続くと、頬の位置が下がってほうれい線が深くなり、フェイスライン全体がたるんで見える一因になることがあります。
巨髎を優しく刺激して頬のコリ(筋肉のしこりのような部分)をほぐすことで、口元や頬の筋肉が本来の「上へと引き上げる力」を取り戻す効果が期待できます。
美容のツボ完全版|風池(ふうち)
「みんなの改訂版(2026年6月4日放送)」では、肩こり・首こりにも効果的とされる「頭痛のツボ」としても紹介されました。
【位置】
頭の後ろ、生え際付近のくぼんだ部分

- まず、後ろ髪の生え際あたり、首の後ろを触ったときに盛り上がる太い筋肉(僧帽筋)の外側に親指の腹を当てます。
- そこから親指を少し「外側かつ上(耳の後ろの出っ張った骨の方向)」へすべらせると、髪の生え際あたりで「ペコッとへこむ小さなくぼみ」があります。そこが『風池』です!
頭の中心(反対側の目鼻の方向)に向かって、斜め上へ優しく押し上げるように圧を加えると、奥にズーンと響く感覚があります。
このツボは、首の後ろを支える「僧帽筋」や「頭半棘筋(頭を支える深い筋肉)」などのインナーマッスルが集まる位置。
デスクワークでのパソコン操作やスマホの画面をのぞき込む姿勢が続くと、頭の重さを支えるためにこれらの筋肉は持続的に緊張し硬くなりがちです。
この筋肉の緊張が続くと、後頭部からつながる帽状腱膜(頭皮の膜)が下に引っ張られ、連動しているおでこや目元、フェイスライン全体のたるみにつながることがあります。
風池を優しく刺激して首と頭の付け根のコリをほぐすことで、頭皮の柔軟性が高まり、顔全体の皮膚や筋肉を本来の「上へと引き上げる力」を取り戻す効果が期待できます。
美容のツボ完全版|完骨(かんこつ)
【位置】
耳の後ろ、骨の出っ張りから少し下のくぼみにあります

- まず、耳の後ろにある「後ろに突き出た大きな骨(乳様突起)」の先端に親指の腹を当てます。
- そこからほんの少しだけ「後ろかつ上(後頭部の方向)」へ指をずらすと、骨のキワに「ペコッとへこむ小さなくぼみ」があります。
そこが『完骨』です!
骨の裏側に指の腹を少し滑り込ませるようにして、頭の中心(反対側の目頭の方向)に向かって優しく押し上げると、奥にズーンと響く感覚があります。
このツボは、首を前に曲げたり横を向いたりするときに使う「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」の付け根(付着部)にあたる位置。
スマホやパソコンを見るときに首が前に出る「ストレートネック」の姿勢が続くと、頭の重さを支えるためにこの筋肉は持続的に緊張し硬くなりがちです。
この筋肉の緊張が続くと、耳の後ろから顎(あご)の下、さらにはフェイスラインの皮膚や筋膜が下へと引っ張られ、二重あごやエラ周りのたるみにつながることがあります。
完骨を優しく刺激して胸鎖乳突筋周囲の緊張がやわらぐことで、首まわりを動かしやすくし、フェイスラインをすっきり見せる効果が期待できます。
美容のツボ完全版|肺(はい)
【位置】
耳の穴の外側、広いくぼみの中心あたり

- 顔にある「肺」の反応点は、左右の頬のいちばん高いところ(頬骨のトップ)にあります。
- まず、鏡を正面から見て、黒目の中心から真下に下ろした「縦のライン」と、鼻の頭(いちばん高いところ)を通る「横のライン」を頭の中で結びます。
- その2つのラインが交わるところに人差し指か中指の腹を当ててください。
そこからほんの少しだけ「外側(耳の方向)」へ指をすべらせると、頬骨のいちばん盛り上がった頂点付近に「ペコッとへこむ小さな小さなくぼみ」があります。
そこが『肺』のツボです!
骨の表面に対して指の腹を垂直に当て、優しく円を描くように揉みほぐすか、奥に向かって優しく押し込むと、じわーっと響く感覚があります。
このツボは、笑顔を作るときに頬を高く持ち上げる「小頬骨筋(しょうきょうこつきん)」や、目元と頬をつなぐ筋肉が密集する位置。
デスクワークで猫背になり、呼吸が浅くなっているときや、ストレスで自律神経が乱れているとき、顔の表情筋も連動して持続的に緊張し硬くなっています。
この筋肉の緊張が続くと、頬のトップの位置が下がって顔全体が間伸びして見え、目の下のたるみやゴルゴライン(目の下から頬に伸びる線)が目立つ一因になることがあります。
顔の「肺」のツボを優しく刺激して頬のトップのコリをほぐすことで、浅くなっていた呼吸が深くなり、血液や酸素が顔全体に行き渡ります。
その結果、頬の筋肉が本来の「上へと引き上げる力」を取り戻し、若々しい立体的なフェイスラインにする効果が期待できます。
美容のツボ完全版|神門(しんもん)
【位置】
耳の上の方、三角形のくぼみにあります。

- まず、鏡を見て自分の耳の上の方を確認します。
耳の上部には、軟骨で囲まれた「三角形の平らなくぼみ(三角窩:さんかくか)」があります。 - その三角形のくぼみの一番奥、やや上寄りのキワに人差し指の腹を当てます。
そこからほんの少しだけ指先を押し込むと、軟骨のフチの裏側に「ペコッとへこむ小さな小さなくぼみ」があります。
そこが耳の『神門』です!
親指と人差し指で耳を前後から挟み込むようにして、そのくぼみを優しくつまむように揉んだり、斜め上(頭のてっぺん方向)に優しく引っ張るようにすると、じんわりと温かくなる感覚があります。
このツボは、リラックスを促すツボとして知られており、自律神経との関連が注目されているエリアで、
耳を頭に固定している「上耳介筋(じょうじいかいきん)」や「前耳介筋(ぜんじいかいきん)」に近い位置。
日常のストレスや緊張が続くと、自律神経の乱れから顔や頭を支える筋肉全体がこわばります。
特に耳の周りの筋肉が硬くなると、連動している側頭筋(頭の横の筋肉)や、フェイスラインを後ろから支える筋膜の柔軟性が失われてしまいます。
この緊張が続くと、顔全体の皮膚を後ろに引っ張り上げる力が弱くなり、頬やあごのラインが下へたるむ一因になることがあります。
耳の神門を優しく刺激して自律神経をリラックスさせ、耳周りの筋肉のコリをほぐすことで、側頭部や耳周囲の筋肉の緊張がやわらぐことで、顔まわりをすっきり感じる方もいます。
その結果、頭皮から顔全体の皮膚が本来の「上へと引き上げる力」を取り戻し、フェイスラインをすっきり見せる効果が期待できます。
【理学療法士の体験談💡】
私自身も、ほうれい線対策として半年以上前から耳をむにむに触る習慣があります。
はじめの頃は神門の周囲を押すとかなり痛みを感じましたが、最近は以前ほど気にならなくなりました。
テレビを見ながらでもできるので、無理なく続けやすいセルフケアだと感じています。
トリセツショーで驚きの効果!なぜリフトアップのツボで片頭痛が楽になったのか
鍼灸師で頭痛診療に詳しい菊池友和さんが、リフトアップのツボで片頭痛が楽になった理由を解説されました。
- 病気は違うけれども治すツボは一緒である可能性はあり得る。
- 片頭痛改善への効果が期待できるツボ:百会・太陽・上星・風池・さん竹・完骨・神門
- 頭痛のツボでもはるが、リフトアップのためにやっていたからこそ治った可能性がある。
→ 痛くない時もやっていることが効果を生んだ可能性。
そして、それを今回トリセツショーで新発見するに至ったきっかけが、「リフトアップのツボ」を毎日押していた森田さんという女性からのお手紙だったのです。
片頭痛が楽になった森田さんの経緯
番組では森田かよ子さんのお手紙が紹介されました。
長年の片頭痛が楽になり「人生が変わった」そうです。
ちょっと「変わった」やり方だったそうで、その方法が今回の大発見に繋がったと紹介されました。
ちょっと変わったやり方とは、「痛いとか痛くないとか関係なく毎日押していた」こと。
これが、今回の新常識に繋がります。
森田さんは、激しい頭痛で、処方された3種類の薬を飲んでも、頭痛は改善することが無かったそうです。
低気圧やまぶしい光に弱く、季節の変わり目はとても酷かった、と森田さんは語られました。
そんな森田さんは、たまたまテレビの『あしたが変わるトリセツショー』で紹介された「リフトアップのツボ」を見て、気に入って始めたそうです。
そしてしばらくやってみると、6月で梅雨に入る時期にあまり頭痛にならないことに気がつきました。
リフトアップのために「痛みがない日」にもツボ押しを毎日やったことが、片頭痛を楽にした、という「新常識」でした。
【疲労】ツボは足三里!探し方のコツとやり方は?
疲労のツボの第一位は、足三里(あしさんり)!
万能・長寿のツボとも言われ、疲労だけでなく胃腸にも効くとされています。
【位置】
膝のお皿の下にある、外側のくぼみから指4本分下にあります。

- まず、床に座って膝を軽く曲げ、膝のお皿(膝蓋骨)のすぐ下にある「外側のくぼみ」に人差し指を当てます。
- そこから、人差し指・中指・薬指・小指の「指4本」を揃えて真下に当ててください。
小指が当たっている高さが目安になります。 - その高さのまま、すねの真ん中にある「太い骨のキワ」から、ほんの少しだけ「外側(ふくらはぎの方向)」へ指をずらすと、筋肉のすき間に「ペコッとへこむ小さな小さなくぼみ」があります。
そこが『足三里』です!
親指の腹をくぼみに垂直に当て、骨のキワを押し込むようにして、床に向かって優しく圧を加えると、足の先までズーンと響く感覚があります。
足三里は、すねの前側にある「前脛骨筋」の近くに位置するツボです。
立ち仕事や長時間のデスクワークでは、下半身の筋肉が硬くなりやすく、血流や循環の低下から疲労感につながることがあります。
足三里を刺激することで、すね周囲の筋肉の緊張をやわらげ、下半身の循環をサポートする効果が期待できます。
また、東洋医学では胃腸の働きとも関係が深いツボとして知られており、疲労回復や体調管理のセルフケアとして活用されています。
私も長時間立ち仕事をした日の夜は、つい足三里の周辺を押したくなります。
理学療法士の免許をとるもっと前からからこの足三里のツボが好きで、よくこのツボを押して体の疲れが取れる感覚が好きでした。
お風呂の中でやると、すっきりした感覚が得られたので、スポーツをしていた時や、疲れたときなどは必ずやっていました。
【腰痛】ツボは腎愈と委中!探し方のコツと効果
腰痛のツボ第1位・第2位を紹介します。
腰痛のツボ第1位は腎愈(じんゆ)
腰痛のツボ第1位の腎愈は、その名前の通り、腎臓の働きも助けるとされています。
押しにくい時は、床にテニスボールなどを置き、その上に寝転んで押しましょう。
【位置】
ウエストラインに沿って、背骨から指2本分外側にあります。

- まず、鏡の前にまっすぐ立ち、両手を腰に当てて「骨盤のいちばん高い骨のフチ(腸骨稜)」を確認します。
- そこから背骨に向かって指をすべらせ、背骨のラインまで来たら、そこから指幅4本分ほど「上(頭の方向)」へ上がります。
ちょうど「ウエストのいちばんくびれている高さ」です。 - その高さのまま、背骨の中心から左右へ「指幅2本分(人差し指と中指の幅)」だけ外側にずらすと、背中の太い筋肉(脊柱起立筋)の外側のキワに「ペコッとへこむ小さなくぼみ」があります。
そこが『腎兪』です!
親指の腹をくぼみに当て、おへその方向に向かって優しく押し込むように圧を加えると、腰の奥深くにズーンと響く感覚があります。
このツボは、骨盤や背骨を後ろから支える「脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)」や、コルセットの役割を果たす「腰方形筋(ようほうけいきん)」のキワにある位置。
長時間のデスクワークや猫背姿勢、あるいは前かがみの動作が続くと、上半身の重さを支えるためにこれらの腰のインナーマッスルは持続的に緊張し硬くなりがちです。
この筋肉の緊張が続くと、腰回りの筋膜が突っ張りやすくなり、背骨を動かしたときの痛みや、朝起きたときの重だるい腰痛を引き起こす一因になることがあります。
腎兪を優しく刺激して腰背部の筋肉の緊張をやわらげることで、硬くなっていた筋膜の柔軟性が保たれやすくなり、血流や循環の改善が期待できます。
その結果、体幹を支える筋肉が本来の「骨盤と背骨を支える力」を発揮しやすくなり、腰への負担軽減や慢性的な腰の重だるさを和らげるサポートにつながる可能性があります。
腰痛のツボ第2位は委中(いちゅう)
【位置】
膝関節の裏の真ん中辺りにあります。

- まず、床に座って膝を軽く曲げるか、椅子に座って指を膝の真後ろにまわします。
- 膝の裏側にある「横に走るシワ」のラインに人差し指か中指の腹を当ててください。
- そのシワのライン上で、ちょうど「真ん中(中心)」の位置を確認します。
力を抜くと、太いすじ(腱)に挟まれた中央部分に「ペコッとへこむ小さなくぼみ」があります。
そこが『委中』です!
指の腹をくぼみに垂直に当て、膝のお皿(前面)に向かって優しく押し込むように圧を加えると、足全体や腰の奥にズーンと響く感覚があります。
委中は、太ももの裏側にある「ハムストリングス」と、ふくらはぎの「腓腹筋」がつながるエリアに位置しています。
東洋医学では「腰背は委中に求む」と言われるほど腰痛との関係が深いツボとして知られています。
理学療法士の視点で見ても、この周囲は頭から足裏まで続く筋膜のライン(バックライン)の重要な通り道です。
長時間のデスクワークや立ち仕事によって膝裏や太もも裏の柔軟性が低下すると、連動しているお尻や腰まわりにも負担がかかりやすくなります。
委中を刺激することで下半身の筋肉や筋膜の緊張がやわらぎ、腰まわりの動きをサポートする効果が期待できます。
【肩こり】ツボは肩井と合谷!探し方のコツと効果
肩こりのツボ第1位・第2位を紹介します。
肩こりのツボ第1位は肩井(けんせい)
肩こりのツボ第1位は肩井(けんせい)です。
肩だけでなく、背中の痛みにも効果的とされています。
【位置】
首の付け根と肩先の真ん中あたりにあります。

- まず、鏡の前にまっすぐ立ち、人差し指と中指の腹を首の付け根にある「いちばん大きく出っ張る骨(第7頸椎)」に当てます。
- 次に、もう片方の指を「肩の先端にある骨の出っ張り(肩峰)」に当てます。
- この「首の骨」と「肩の先端」をまっすぐ結んだ線の、ちょうど「真ん中(中心)」の位置を確認してください。
そこに指を当てて少しだけ「前(鎖骨の方向)」へずらすと、肩の筋肉のトップで「ペコッとへこむ小さなくぼみ」があります。
そこが『肩井』です!
反対側の手の指(人差し指、中指、薬指)の腹を揃えてくぼみに当て、床に向かって垂直に優しく押し下げるように圧を加えると、肩の奥深くにズーンと響く感覚があります。
このツボは、首から肩、背中にかけて広がる大きな表層筋である「僧帽筋(そうぼうきん)」や、その奥で肩甲骨を引き上げる「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」が重なり合う位置。
人間の頭(約5kg)と両腕(左右で約8kg)は、この肩井のまわりの筋肉によって「吊り橋」のように支えられています。
スマホやパソコン操作で頭が前に出たり、肩が内側に入る「巻き肩」の姿勢が続くと、これらの筋肉には強いストレスがかかり、持続的に緊張し硬くなりがち。
この筋肉の緊張が続くと、肩甲骨の動きが制限され、血流が低下しやすくなります。
そして、コリや重だるさだけでなく、緊張性頭痛や目の疲れを引き起こす一因になることがあります。
肩井を優しく刺激して首や肩まわりの筋肉の緊張をやわらげることで、局所の血流改善が期待できます。
その結果、肩甲骨まわりの筋肉が本来の働きを発揮しやすくなり、肩こりや首の重だるさを和らげるサポートにつながる可能性があります。
肩こりのツボ第2位は合谷(ごうこく)!
肩こりのツボ第2位は合谷です。
頭痛也血圧にも降下があるとされているツボです。
「みんなの改訂版(2026年6月4日放送)」では、「朝にオススメ!目覚めすっきりツボ」としても紹介されました。
【位置】
親指と人差し指の骨が交わる場所から、人差し指寄りにあるくぼみ

- まず、手のひらを下に向けて、親指と人差し指をパッと大きく開きます。
- 親指と人差し指の「骨が交わる V字の根元」に、反対側の親指の腹を当ててください。
- そこから、人差し指の骨のルートに沿って、ほんの少しだけ「爪先の方向」へ指をすべらせます。
人差し指の骨のキワで「ペコッとへこむ小さなくぼみ」があります。
そこが『合谷』です!
親指の腹をくぼみに当て、人差し指の骨の裏側に滑り込ませるようにして、骨に向かって斜めに優しく押し込むと、手の奥にズーンと強く響く感覚があります。
合谷は、親指と人差し指の間にある「第一背側骨間筋」の近くに位置しています。
スマホ操作やパソコン作業、家事などで手を酷使すると、手や前腕の筋肉は緊張しやすくなります。
理学療法士の視点では、手から腕、肩へと続く筋膜のつながりも無視できません。
そのため、合谷周辺の緊張が続くと、腕や肩まわりの負担につながる可能性があります。
合谷を刺激することで手や前腕の筋肉の緊張がやわらぎ、首や肩まわりの負担軽減をサポートする効果が期待できます。
【ストレス】ツボは内関と百会!探し方のコツと効果
ストレスのツボ第1位は内関(ないかん)
ストレスのツボ第1位は内関(ないかん)です。
吐き気・胃痛などにも効果があるとされています。
「みんなの改訂版(2026年6月4日放送)」では、「夜にオススメ!ぐっすり快眠ツボ」としても紹介されました。
【位置】
手首の縦シワから指3本分くらい入ったところ。

- まず、手のひらを自分の方に向け、手首にある「いちばん太い横シワ」のラインを確認します。
- そこに反対側の「人差し指・中指・薬指」の3本を揃えて、薬指が手首のシワに重なるように当ててください。
人差し指が当たっている高さが目安になります。 - その高さのまま、手首の真ん中を走る「2本の太いすじ(橈側手根屈筋腱と長掌筋腱)」のちょうど「間(中心)」に指を当てます。
力を抜くと、すじとすじの間に「ペコッとへこむ小さなくぼみ」があります。
そこが『内関』です!
親指の腹をくぼみに垂直に当て、手首の奥に向かって優しくじわーっと押し込むように圧を加えると、指先や前腕の奥にズーンと響く感覚があります。
内関は、手首を曲げる筋肉の腱と腱の間にあり、正中神経が近くを通るエリアに位置しています。
ストレスや緊張が続くと、交感神経が優位になり、呼吸が浅くなったり、胸や肩まわりの筋肉がこわばったりしやすくなります。
理学療法士として臨床で感じるのは、ストレスが強い方ほど前腕や手首の緊張も強くなりやすいことです。
内関を優しく刺激することで、リラックスする時間を作るきっかけとなり、呼吸を深く意識しやすくなる可能性があります。
その結果、肩の力が抜けやすくなり、心身の緊張を和らげるセルフケアとして役立つことが期待できます。
ストレスのツボ第2位は百会(ひゃくえ)
ストレスのツボ第2位は百会(百会)です。
頭痛や高血圧などにも効果的とされています。
「みんなの改訂版(2026年6月4日放送)」では、「昼にオススメ!集中力UPツボ」としても紹介されました。
【位置】
両耳の一番高いところを結ぶ線と鼻筋を通る線が交わるところ

- まず、左右の「耳の一番高い場所(耳尖)」を指で確認します。
- その2つの点から頭のてっぺんに向かって、カチューシャをつけるようにまっすぐ指をすり上げていき、交わった場所が『百会』です!
美容のツボとしても説明がありました。
ちょうど鼻の筋をまっすぐ上に伸ばした線とも交わる場所で、触ると少し柔らかく「ペコッとへこんでいる」のが目印。押すと頭の芯にズーンと心地よく響きます。
百会は、頭皮全体を覆う「帽状腱膜」の中心付近に位置しています。
ストレスやパソコン作業、睡眠不足が続くと、頭皮や額の筋肉が無意識に緊張しやすくなります。
理学療法士として実際に触れていても、肩や首が硬い方は頭皮も硬くなっていることが少なくありません。
百会を優しく刺激することで、頭皮まわりの緊張がやわらぎ、頭や首まわりをリラックスさせるきっかけになる可能性があります。
その結果、頭の重だるさやストレスによる緊張感を和らげるセルフケアとして役立つことが期待できます。
私自身も百会のあたりを触るとかなり硬さを感じます。
肩や首が疲れている日は特に押すと響く感覚がありました。
ほぐすとすっきり感がある場所なので、続けてツボ押しをつづけて行きたいですね。
【冷え性】ツボは三陰交!探し方のコツと効果
「冷え性」のツボ第1位は三陰交(さんいんこう)。
生理痛や更年期障害にも効果的だとされています。
【位置】
内側のくるぶしから指4本以上、太い骨のすぐ後ろ。

- まず、床に座って片方の膝を軽く曲げ、足の内側にある「くるぶしのいちばん高い出っ張り」に人差し指を当てます。
- そこから、人差し指・中指・薬指・小指の「指4本」を揃えて、すねの骨に沿って真上に当ててください。小指が当たっている高さが目安になります。
- その高さのまま、すねの硬い骨の「後ろ側のキワ(ふくらはぎ側)」に親指の腹を当てます。
骨のキワを軽く探ると、骨の裏に滑り込むような「ペコッとへこむ小さなくぼみ」があります。
そこが『三陰交』です!
親指の腹を骨のキワに当て、すねの骨の裏側に少し押し込むようにして、優しくジワジワと圧を加えると、足の奥にズーンと重く響く感覚があります。
三陰交は、すねの内側にある筋肉や血管が集まるエリアに位置しています。
デスクワークや運動不足が続くと、下半身の筋肉の活動量が減り、血液を心臓へ送り返す「筋ポンプ作用」が低下しやすくなります。
理学療法士として見ても、冷えやむくみを感じる方は、ふくらはぎや足首まわりの柔軟性が低下していることが少なくありません。
三陰交を刺激することで、下半身の筋肉を意識するきっかけとなり、足まわりの循環をサポートする効果が期待できます。
その結果、冷えやむくみのセルフケアとして役立つ可能性があります。
次のページでは、トリセツショーで紹介された知見や片頭痛についても見て行きましょう!
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