※ この記事は、映画『キングダム 魂の決戦』についてのストーリーの展開についてのネタバレを一部含みます。
※ 気になる方はご遠慮ください。
2026年公開の映画『キングダム』を観終わった原作ファンの間で、ある話題が盛り上がっています。
それは、
「合従軍編、あと何本映画が必要なんだ問題」
です。
実は私も映画を観終わったあと、真っ先に中学生の息子とこんな会話になりました。
「映画のネタバレ、気にならないなら話していい?」
「いいよ。」
「一日目で終わった。」
「一日目って言ったら万極を倒すところまでだよね。」
「そうそう。」
「じゃあ映画4~5本?」
「いや、8本いく?」
キングダムの原作も映画も好きすぎて、ちゃんと映画公開日に希望休を入れて、朝一番の回で観に行ってきた私。
息子とは、後日一緒に家族で行く約束をしていましたが、学校から帰ってきた息子とは、こんな会話になりました。
普通の映画なら、
「誰がかっこよかった?」
「面白かった?」
という感想になるところですが、映画『キングダム 魂の決戦』を観たキングダム原作ファンが最初に考えるのは、
「どこまで映画化されるのか?」
なのかもしれません。
映画化が決定した時点でも話題になっていましたが、映画を観たら、もっと「どこまで映画化問題」が気になりました。
映画『キングダム』は合従軍1日目で終了した
今回の映画では、合従軍との戦いがついに始まりました。
しかし、物語が終わったのはまさかの、
合従軍との戦い1日目終了時点。
しかもラストは、
合従軍との戦い2日目の麃公将軍の「突撃じゃァ!!」
という、完全に「続きは次回作で!」という終わり方でした。
劇場内でも、
「え、ここで終わるの!?」
と感じた方も多かったのではないでしょうか。
原作ファンが考える「あと何本問題」
ここから原作を知っている人たちの頭の中では計算が始まります。
もし合従軍編をしっかり描くなら、
- 函谷関防衛戦
- 楚軍の動き
- 汗明との戦い
- 媧燐の本格参戦
- 蕞防衛戦
- 政の演説
- 山の民の参戦
- 龐煖との激突
など、映画1本に収めるにはあまりにも見どころが多すぎます。
息子の予想は「最低4~5本」、私は「全部で3本までが現実的⁈」
我が家の議論では、
息子「蕞までで4~5本はいくんじゃない?」
私「いや、映画シリーズとして考えると、合従軍編だけなら全部で3本くらいに収めるんじゃない?」
という結論になりました。
特に原作ファンに人気の高い、
- 政の蕞での演説
- 山の民の到着
- 麃公将軍と龐煖&李牧
- 信と龐煖の因縁
この辺りは、映画館の大スクリーンで観たいと思っている方も多いはずです。
さらにその先を考えると終わらない
さらにキングダムファンの怖いところは、
「蕞で終わるのか?」
という話になることです。
というのも、実写映画シリーズは第1作から、
信と王騎将軍の物語
という側面が強く描かれてきました。
王騎将軍の矛を受け継いだ信。
その物語を完結させるなら、原作ファンとしてはやはり、
龐煖との決着
までは見届けたいところです。
そうなると、
- 鄴攻め
- 朱海平原
- 信と龐煖の最終決戦
まで必要になってきます。
さらに、個人的には、政と呂不韋の対決の集大成でもある
加冠の儀
や、そこで描かれる昌平君の活躍も映画館で観てみたいところです。
それに加えて、加冠の儀を映画に入れるなら、
「政のお母さんとの確執はどうなるの問題」として
「嫪毐(ろうあい)編は避けて通れない問題」
も勃発するわけです。
すると、
「あと何本必要なんだ?」
という話に戻ってしまうのです。
ただ、合従軍編までのストーリーでも映画化されていない重要な部分もあるため、『映画キングダム』としての編集がどのようにされるかにも注目が集まるところですね!
向が刺された理由の変更から考察|合従軍編の映画はあと何作で完結する?
映画『キングダム 魂の決戦』では、向が刺された理由が原作とは大きく変更されていました。
原作では、向は呂不韋と太后(政の母)の秘密を偶然知ってしまったことで命を狙われます。
一方、映画では、呂不韋が刺客を手配する場面を目撃したことがきっかけとなっていました。
一見すると小さな変更ですが、この改変には今後の合従軍編や映画シリーズ全体に関わる意図が隠されている可能性があります。
この改変を見ると、映画シリーズは原作とは異なる構成で描かれる可能性があります。
そのため、合従軍編があと何作で完結するのかについても、改めて考えてみました。
原作では「嫪毐編」につながる重要な伏線だった
原作では、向が刺される出来事は山陽攻略前の出来事です。
向は強い眠り薬を飲まされながらも、政に伝えるべきことだけは必死に伝えようとします。
この出来事をきっかけに、政と向の信頼関係はより深まり、その後の二人の関係へとつながっていきます。
また、向が目撃した「呂不韋と太后の関係」は、その後の嫪毐編へと続く重要な伏線でもありました。
つまり、原作では「人物描写」と「王宮の権力争い」の両方を担う場面だったと言えます。
映画では「呂不韋の脅威」を強調する構成に変更
一方、映画は山陽攻略後で、冒頭で政の子を向が身ごもったことが描かれています。
そのため、向と政の信頼関係を改めて積み重ねる必要はありません。
映画では、向が「呂不韋が刺客を手配する場面」を目撃したことで命を狙われる構成へ変更されました。
この変更によって、
- 呂不韋は王宮内でも暗躍する危険な人物であること
- 王宮内ではまだ政の命が狙われ続けていること
- 今後も宮中での権力争いが続くこと
が、短いシーンで伝わる構成になっています。
映画は嫪毐編を再構成する可能性も
この改変を見る限り、映画では原作どおりの流れではなく、物語を再構成する可能性もありそうです。
もちろん、現時点で嫪毐編が映画化されないと断定することはできません。
しかし、映画では複数の伏線を一つの出来事にまとめる演出が多く見られるため、嫪毐編も原作よりコンパクトに再構成される可能性は十分ありそうです。
もしそうであれば、蕞(さい)編の後は、加冠の儀を軸に呂不韋との最終対決が描かれる展開になるのかもしれません。
向が刺された理由の変更は、単なる映画オリジナル演出ではなく、今後の映画シリーズ全体の構成を考える上でも注目したい改変の一つだと感じました。
山陽&輪虎がナレーション&CGで終わったことも理由の一つ
また、映画『魂の決戦』では、原作で信の大きな成長として描かれた山陽攻略や輪虎討伐も、兵馬俑風CGとナレーションで大幅に簡略化されていました。
このように、映画シリーズでは物語の本筋に関わる要素を残しつつ、長いエピソードを大胆に再構成する演出が採られています。
そのため、嫪毐編についても、重要な役割を残しながらコンパクトに描かれる可能性は十分考えられるでしょう。
合従軍編の映画はあと何作で完結する?
上記を踏まえると、合従軍編はあと1作で完結する可能性も考えられます。
シリーズ第5作が2026年の『魂の決戦』です。
向が刺された理由から、原作と照らし合わせて考えると、以下の可能性が見えてきました。
第6作
- 函谷関決着
- 蕞(さい)防衛
- 山の民参戦
- 合従軍編完結
第7作
- 加冠の儀
- 呂不韋との最終対決
- 政が完全に王権を掌握
原作ではかなり長い嫪毐編は、
- 呂不韋の陰謀
- 王宮クーデター
くらいに圧縮されるかもしれないですね。
向が刺された理由の変更や、輪虎討伐などの重要エピソードがナレーションになったことを踏まえると、映画シリーズは原作をそのまま映像化するのではなく、「信と政の物語」を軸に再編集しているようにも感じられます。
そのため、合従軍編は次回作で完結し、その後は加冠の儀や呂不韋との決着を描く新たな章へ進む可能性もあるのではないでしょうか。
黒羊編や山陽編は映画化されない?
さらに、
「黒羊編は映画化されないのでは?」
という意見もあります。
実際、今回の映画では人気エピソードである山陽編が大幅に省略されていました。
輪虎(りんこ)をはじめとする名シーンや名キャラクターが登場しなかったことに驚いた原作ファンも多かったのではないでしょうか。
限られた映画という尺の中で、
制作陣がどのエピソードを選び、どこを描くのか。
今後のシリーズ最大の注目ポイントになりそうです。
個人的には「蕞」と「朱海平原」は絶対に観たい
個人的には、
- 蕞防衛戦
- 朱海平原
だけは、ぜひ映画館で観たいと思っています。
特に蕞は、
麃公将軍の想い、
山の民の参戦、
政と民の絆、
信と龐煖が3回目の刃を交えるシーンが交錯する、キングダム屈指の名場面です。
王騎将軍の矛に注目が集まりがちですが、個人的には麃公将軍との絆や「盾」の物語も、映画でぜひ見届けたいと思っています。
そして朱海平原は、
王騎将軍から受け継いだ矛の物語にひとつの決着がつく場所でもあります。
息子は、将軍としての「思いの火」を受け取るという意味で、桓騎将軍が敗れる
宜安(ぎあん)攻略戦
まで映画になるのでは、と予想していました。
一方で、実際の『映画キングダム』の流れは原作とほんの少し方向性が異なり、
王騎将軍から受け継いだ物語
を大きな軸として描いている印象卯もあります。
そう考えると、やはり映画シリーズとしては、
朱海平原の戦い
までは描かれるのではないかと、個人的には希望も込めて考察しています。
さらにその先、
鄴攻めを経て信がついに将軍となり、
漂との約束でもあった
「天下の大将軍になる」
という夢に大きく近づくことになります。
そして何より、漂との絆を込めて授けられる
「李信」
という名前。
原作ファンとしては、「李信」になり、鄴攻略戦の後に将軍になるまでをぜひ映画館の大スクリーンで見届けたいと思っています。
まとめ|「あと何本問題」を考える時間もキングダムの楽しみ
今回の映画を観終わって改めて感じたのは、
キングダムファンは映画の感想より先に「あと何本必要か」を考えてしまう。
ということでした。
原作がまだ完結していない今だからこそ、
「どこまで映画化されるのか?」
を考える時間そのものが、キングダムファンにとっての楽しみなのかもしれません。
あなたは、実写キングダムシリーズはどこまで続くと思いますか?
蕞まで?
朱海平原まで?
それとも、そのさらに先まで?
ぜひあなたの予想も聞いてみたいです。
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