2026年4月3日発売の『花とゆめ9号』の『春の嵐とモンスター』の最新話レビュー&考察を、この記事で紹介します。
次回は2026年4月20日(月)発売の『花とゆめ10号』に『春の嵐とモンスター Day62』が掲載予定です。
DAY60では、柏くんにクギを刺されてざわついた白石さんが、嵐子を階段から突き落とすところで終わりました。
書いていてもビックリするような怖い展開でしたが、嵐子はその後どうなるのか、それを栢くんがどんな風に知るのか。
階段から突き落とされる前に嵐子と一緒に居た南須くんは、その時どんな行動に出ていたのか。
前回の終わり方で気になっていたこと、最新話のレビューで見ていきましょう!
※ 以下、ネタバレ注意 ※
【要約】春モン【DAY60】|引き裂かれる関係と、階段での衝撃
春の嵐とモンスター【DAY60】の内容要約はこちら!
1. 栢くんとの決裂と嵐子の苦悩
嵐子が栢くんに「自分は『さくらさん』の代わりなのか」と問い詰めてしまい、関係は一気に険悪に。
栢くんの拒絶に自己嫌悪に陥る嵐子でしたが、そこに南須くんが現れ、再び想いを告げられます。
2. 白石さんの暗躍と「嘘」
不穏な空気の中、白石さんが「栢くんが喧嘩している」と嘘をついて嵐子を連れ出します。
南須くんの制止を振り切り、栢くんを助けたい一心で嵐子は白石さんに付いて非常階段へ。
3. 絶望の階段、そしてDAY61へ
階段を上る最中、白石さんは豹変。嵐子を突き落とし、「ごめんなさい」と口にします。
隠されていた白石さんの本心と、転落する嵐子の運命は……?
それでは、DAY61を見ていきましょう!
※ 以下、ネタバレ注意! ※
ネタバレ注意!春モン【DAY61】レビュー|「運命の階段」で何が起きた?
あの絶望的な『階段』から始まったDAY61ですが、ここからが驚きの連続でした!
嵐子の〈罰があたったんだ〉という気持ちから始まります。
南須くんが寄り添ってくれたのに、救いの糸を垂らしてくれたのに、嵐子はそれをつかめなかったことを振り返りながら、階段から落ちます。
ちょうどその時、南須くんはうつむきながら嵐子を想って1人歩きます。
「追いかけるべきだった」「でも自分の中の怪物が『いっそ取り返しが付かなくなるほど傷つけばいい』ってささやいてる」と心の中で思う南須くん。
たまたまぶつかってしまったサラリーマンにすら「うるさい」と、南須くんは今まで見たことのないような闇落ち顔でつぶやく程でした。
そして、場面は階段に。
嵐子が落ちると思って目を閉じていましたが、そこには嵐子を支える栢くんの手が!
嵐子は振り返りながら階段を登る栢くんを見ます。
白石さんは「お姉さんに急に腕ひっぱられて振り払ったら・・・」と言い訳を。
遮るように栢くんが「もういいや お前」と!
白石さんの胸ぐらを掴み、非常階段の踊り場から半分落ちそうな白石さん。
栢くんが手を離せば地面まで落ちそうな場所。
栢くんは白石さんに「お前を好きになるなんて、本気で思った?」と。
そして「お前はただの駒」と言います。
「嵐ちゃんの体に傷つけるつもりなら、もう消す」と!
白石さんは「最初からそのつもりだったの?」と。
栢くんは、最初からじゃ無い、白石さんが自分を好きそうだと思ったから「利用させてもらっただけ」と。
白石さんは初めて顔を歪めて「・・・バケモノ」と栢くんに言います。
栢くんはちょっと悲しそうな表情で「お前もだろ」と。
そう言いながら、栢くんは「消す」つもりなのか白石さんの胸ぐらを掴んでいた手を離します。
と、その時、嵐子が気がついて、すぐに白石さんを掴んで階段側に引き戻し、そのまま踊り場に一緒に倒れ込みます。
白石さんは理解不能なようで「・・・何なの・・・」「いつまでいい子ぶってるの?」と苛立ちをぶつけます。
嵐子はその言葉を遮るように「あなたも、私も、もうふつうではないんです」とうつむいたまま白石さんに言います。
みんな少しずつ栢くんに「狂わされているんです」と。
”狂気”をつれてくるモンスターは「あなたの手には負えません」とはっきりと言うと同時に、自分にも「誰の手にも負えない、誰にも渡さない」と強く自覚する嵐子でした。
そして、嵐子はついに白石さんに「邪魔です、白石さん」と告げました。
白石さんは驚いた表情。
さらに嵐子は、栢くんが後ろに歩んできた時に「あなたに栢くんは渡しません。絶対に」と白石さんに伝えました。
衝撃を受けた白石さんはうつむいて何も言えず、その場を去りました。
そして、後ろに立っていた栢くんに嵐子は振り返りながら「あんな危ないことしたら・・・」と注意しようとした時、栢くんが嵐子にキス。
そして、あの赤ちゃんのような満面の笑みで「嵐ちゃんのこと、待ってた!」と。
嵐子は驚きます。
栢くんは「俺ばっかり嵐ちゃんを大好き」「自分と同じとこまできてほしかった」と。
そして、「やっと『邪魔だ』って言ってくれた」
「汚くて熱くてくるしい、俺がいるところまで落ちてきてくれた」と栢くん。
嵐子は〈この先は地獄だってこと、なんて幸せそうに言うの〉〈でも・・・〉〈私も、もうまともじゃない〉と自覚します。
そして、嵐子が代わりではないといい、「『桜』は俺の――」と説明しかけた栢くんに、嵐子はその先を言わせないような形で、自分から栢くんにキスを。
「傷口を裂いて見せてくれなくても」もう分かってる、と。
そしてとうとう、「私は栢くんが大好きです」と優しい笑顔で伝えます。
栢くんは、驚きと、幸せと、うれしさが、光と同時に自分に訪れたような、カタルシスを得たような初めて見せる表情に。
そして2人はキスを。
嵐子は、赤ちゃんみたいな匂いも、他の栢くんの体の部分全部、〈私だけのもの〉と思いながら、キスをする栢くんの首と頭を抱き寄せて、〈私も、もうまともじゃないの〉と認識するのでした。
うわ~!!・・・もう驚きの連続で。
言葉にならない位、情報過多な感じですが。
せっかくなので、この気持ち、皆さんと一緒に解きほぐして考えてみようと思います!
DAY61ネタバレ考察!「モンスター」が狂わせた嵐子・南須くん・白石さんはどうなる?!
栢くんという「モンスター」と目が合うと、「みんな少しずつ狂わされている」という嵐子。
嵐子・南須くん・白石さんが栢くんという”狂気”に触れて変貌していった結果が表現された回だと感じました。
その変貌を、一人ずつ考察していきます!
考察①|白石さんが初めて見せた「歪んだ感情」
白石さん、栢くんに胸ぐらを捕まれて「バケモノ」と。
初めて見せた表情の歪みに、白石さんの豹変振りを感じました。
これまでは心の闇を抱えつつ、淡々としていた白石さんでしたが、初めて表した表情は、白石さんんの中に渦巻いていた怒りや苛立ちだったのではと思いました。
栢くんといる内に、知らず知らずと引き出されたものだったのではと思いました。
階段の場面で、自分が突き落とした嵐子は栢くんに助けられ、二人の深すぎる絆を見せつけられてしまった白石さん。
無力感に陥って身を引くような人では無いと思うのですが、今後の白石さんが気になりますね。
このまま終わるとは思えず、闇落ちしてしまった南須くんとこれから何かするのではとも考えてしまいました。
DAY61の話が終わった時点では、南須くんと白石さんが出くわす可能性もあり得る?!
次回の展開が楽しみ(ちょっと怖いけど)ですね!
考察②|南須くんの闇落ち…? ”狂気”を引き出された『王子』はどうなる?
あんなにキラキラな王子様だった南須くんが、少しずつ大きくなっていた「どす黒い嫉妬心」と「独占浴」に飲み込まれ、とうとう”闇落ち”顔にまでなってしまいました。
まだ嵐子の「覚醒」を「垣間見た程度」の南須くんは、自分の中の「モンスター」と対話しているかのようです。
栢くんという「モンスター」に出会って”狂気”を引き出されていく南須くんは、自分の中のどす黒い感情に強く押されている状態。
今後の展開で、きっと嵐子の「覚醒」を目の当たりにせざるを得ない展開になってきているので、南須くんの”闇落ち”状態がさらに増幅するのか、それとも違う方向になるのか、早く知りたいですね!
個人的には「南須くん推し」なのですが、”闇落ち”顔もカッコイイ・・・と思って見てしまいました。
(南須くんごめんなさい・・・!)
次回以降、嵐子と栢くんの関係性の変化を思い知らされてしまうであろう南須くんの行く先が、どうなるのか、ちょっとかわいそうと感じるかもですが、しかと見届けたいと思います。
でも、やっぱり南須くんにはキラキラ王子で居てほしいですよね。
今は無理感しか無いように感じてしまいましたが、何とか南須くんが”闇落ち”から”キラキラ王子”に戻れますように!!
ただ、白石さんが階段から降りたあと、ひょっとしたら南須くんと出会ってしまう可能性もある、と思ってしまいました。
狂気を引き出された二人が今揃ってしまうと、何か恐ろしい展開になるかも、とちょっと妄想してしまいました。
どうなるのか、もう毎回、目が離せないですね!
考察③|嵐子がとうとう覚醒!栢くんへの「自発的な愛情表現」
この回で、ようやく嵐子が栢くんへの「気持ち」を強く自覚し、「誰にも渡さない」とまで言い切るまでの劇的な変化を見せました。
自称”コミュ障”だった嵐子は、「ちゃんとしている人」「繊細で清らかな心の持ち主」が本当の根っこの部分。
そんな嵐子にとって、義理の弟である栢くんへの募る思いは、「踏み込んではいけない禁忌」だったのだと思います。
それが、栢くんの”狂気”によって引き出された嵐子の心の奥底は「禁忌を犯す愛」で渦巻いていたんだなと。
嵐子は「この先は地獄」と感じているけれども、それは義理であっても「姉弟」だから。
いわゆる「ちゃんとしていたい」嵐子だったのに、義理の弟への感情が”狂気”により引き出され、「栢くんが大すき」と伝えるのでした。
「まともじゃない」と自覚した嵐子は、強さと優しさを他者に表現できるようになり、白石さんや栢くんに対してもこれまで言えなかった気持ちを伝えました。
ついに栢くんのキスに自ら手を回して応えたのです。
栢くんは最近ずっとこの嵐子を「待ってた」んですね。
嵐子が栢くんのことを好きだと思っていることや、「禁忌を犯す」のが嫌だったことを見抜いていたのだろうと思います。
私的には、「栢くん、中学生設定なのに、どんだけ策士なんだ・・・」と思わされた回でもありました。
一方、栢くんは、嵐子が気持ちを吐露した時、カタルシス(魂の浄化)を得たような表情。
ずっと栢くんが望んでいた「無条件に愛されたい」という気持ちがとうとう叶ったのです。
二人は相思相愛となりましたが、それは決して「晴れて」と言える関係ではありません。
「この先は地獄」と嵐子が言った道には、どんなことが待ち受けているのか。
とても気になりますよね!
早く次の話が読みたい~‼
毎回そうなってしまう私なのですが、4月20日の新刊『花とゆめ』で最新話が掲載されるので、もう今から楽しみです!
まとめ|次回発売日は2026年4月20日
今回の最新話、一秒たりとも目が離せない、まさに「神回」でした。
嵐子の覚醒、白石さんの豹変、そして南須くんの闇落ち……。
栢くんという「モンスター」の狂気によって、登場人物たちの運命が大きく動き出しました。
次回、2026年4月20日発売の『花とゆめ』で、この「地獄」の続きがどう描かれるのか。今からもう待ちきれません!
2026年4月20日発売の『花とゆめ10号』『春の嵐とモンスター』が楽しみですね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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