歌舞伎の楽しみ方
歌舞伎は400年以上の歴史を持つ、日本の伝統芸能です。
初めてだと、観に行ってちゃんと楽しめるのか、理解できるのかや、TPOに合わせた振る舞いについて知らないけど大丈夫かな、というようなことも含め、何をどうしたらいいのか、心配ですよね。
初心者でもポイントを押さえれば、十分に楽しむことができるそう。
現在の最新情報を踏まえた楽しみ方を見ていきましょう!
イヤホンガイドを活用!
初心者にとって最も心強いのは、舞台の進行に合わせて解説が流れるイヤホンガイド。
美術館などで活用された経験がある方もいるかもですが、歌舞伎でもイヤホンガイドがあるんです。
あらすじや配役、時代背景、歌舞伎特有の約束などを、タイミング良く解説してくれるので、初心者にとってはとっても心強い味方!
劇場の貸し出しカウンターで800円程度で借りられます。
2025年現在、歌舞伎座などでは事前予約サービス「耳寄屋」を利用するとスムーズ!
気軽に「一幕見席(ひとまくみせき)」で観る
最初から数時間の演目を観るのはちょっと長いかも、と感じる方には、特定の幕(場面)だけを安価に鑑賞できる「一幕見世」というものがあり、オススメです。
歌舞伎座:「一幕見世オンラインチケット」から、前日の正午から予約・購入が可能。
メリット:数千円程度で本格的な舞台を一部だけ楽しめるので、お試し鑑賞には最適!
調べてみて初めてこんなチケットがあると知りました。
これなら気軽にお試しができそうですね!
「幕間(まくあい)」の食事を楽しむ
講演の合間にある長めの休憩時間「幕間」は、お弁当を食べる楽しみの時間でもあります。
お弁当は、歌舞伎座内の売店や地下の「やぐら」などで購入出来るほか、事前に歌舞伎座の食事処を予約しておく事も可能です。
幕間中であれば、自分の座席でお弁当を食べることが出来ます。
歌舞伎座の中での食事、初めてならその雰囲気を味わうだけでもワクワクしますね!
服装とマナー
原則、ドレスコードはありません。
ジーンズなどのカジュアルな服装で問題ありませんが、中には特別な日の記念として和服やおしゃれをしてくる人も多くいます。
注意点としては、上演中の飲食・撮影・録音は禁止されているとのこと・。
また、前のめりになって鑑賞すると、後方の人の視界を遮るため、背もたれに背をつけて観るのがマナーです。
ゴージャスな服装の方がいるとしても、気軽に普段着で行って大丈夫と知っておくと、安心ですね。
2026年の注目公演は?
2026年の歌舞伎界は、歴史的な襲名披露や、前年から続く松竹創業130周年の締めくくりなど、大きな節目が重なる非常に注目度の高い年なのだそう!
現時点で予定されている注目ポイントはこちら!
市川團十郎白猿による「襲名披露・完結」と更なる飛躍
2022年から始まった十三代目市川団十郎白猿の襲名興行は、2025年までに全国をまわり、2026年はその集大成としての特別な演目や、成田屋ゆかりの「歌舞伎十八番」のさらなる進化が期待されています。
特に、正月興行(初春歌舞伎)など、節目のタイミングでの豪華な顔合わせが注目されます。
若手スター達の台頭と「新浅草歌舞伎」
毎年1月に開催される「新春浅草歌舞伎」は、次世代を担う若手俳優の登竜門です。
2025年にメンバーが一新されたことを受け、
2026年は新体制がさらに成熟し、よりエネルギッシュな舞台が期待されているそう!
若手ならではの熱量を間近で感じたい方にオススメ!
松竹創業1300執念記念の特別興行
2025年から続いている「松竹創業130周年」の記念イヤーは、2026年3月まで。
2025年から順次上演されている三大名作が完結するとのことで、それに準ずる大作の上演が予定されています。
【三大名作】
- 『仮名手本忠臣蔵』
- 『菅原伝授手習鑑』
- 『義経千本桜』
そのほか、過去の名優を偲ぶ「追善興行」も130周年の節目に合わせて企画されることが多く、普段は見られない豪華な配役が実現する可能性が高いのだとか。
「新作歌舞伎」もアツイ!
そのほか、2026年は、人気漫画やアニメを原作とした「新作歌舞伎」の更なる展開も予想されています。
古典だけでなく、現代の感覚を取り入れた舞台も多いため、初めての方はそうした演目から入るのも、楽しみ方の一つです。
2026年のチケット・スケジュール確認方法
具体的な演目や配役は、通常、公演の2~3ヶ月前に正式発表されます。
最新情報は公式サイトを定期的にチェックすることがオススメ!
- 歌舞伎美人(かぶきびと): 公演カレンダーや最新ニュースが最も早く掲載。
- チケットWeb松竹: 2026年のチケット予約はこちらから可能。
歌舞伎のみどころは?
歌舞伎のみどころには、さまざまなポイントがあります。
- 役者の豪華な衣装・化粧・髪型
- 舞台機構(廻り舞台など)による劇的な演出
- 「大向う」のかけ声による一体感
- 「女方」が女性を演じる魅力
- 『連獅子』『義経千本桜』などの名作
- 襲名披露など話題性のある演目
- 「イヤホンガイド」を活用して江戸の風俗や物語を理解すること
などが、歌舞伎の魅力です。
どれも歴史があり興味深いですね!
物語のジャンルは、
- 侍の「時代物」
- 町人の「世話物」
- 踊りの「舞踏」
などがあり、それぞれに魅力が満載!
座席は、花道に近い下手側(舞台に向かって左側)の席は、役者を近くで観られます。
上手側(舞台に向かって右側)は、舞台全体を見渡せます。
どちらがより好みかで選ぶことができます。
台詞が分からなくても、目の動きやポーズで感情を表現する「見得」、役柄で色分けされた「隈取(くまどり)」などの視覚的効果、そして観客が「待ってました!」と声をかける一体感は、テレビでは味わえない臨場感があり、非日常体験ができるのが一番の魅力なのかも知れません。
まとめ
今回、NHKで『古典芸能への招待 師走の恒例・京都南座での顔見世歌舞伎からお届け!』が放送される事をきっかけに、気になった南座の顔見世のチケット代から売上を推測していました。
コロナ禍で一時的に苦境があったものの、市川團十郎白猿襲名披露や尾上家親子の襲名披露もあり、人気がさらに高まったことにより売上も大きく伸びて、特に2023年・2025年は南座だけでも10億円規模の営業利益であることが推察されました。
伝統芸能を継承する日本の宝だと言える歌舞伎界が、コロナの苦境を乗り越えられて本当に良かった、と思いました。
今後も更なる発展が期待されます!
また、私自身が歌舞伎初心者なので、歌舞伎の楽しみ方やみどころを調べてみました。
初めての場に行くときはとても緊張しそうですが、普段着でも大丈夫だったり、比較的安価なお席もあるようなので、安心して楽しめそうです。
南座や歌舞伎座の座席でお弁当を食べてみたい!
イヤホンガイドで初めてでも理解を深めることができるのが嬉しいですね。
映画『国宝』で観た世界を、ぜひ実際の歌舞伎を歌舞伎座や南座で観て、一体感を味わってみたいですね!


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