人気特撮ヒーロー番組「スーパー戦隊シリーズ」(テレビ朝日系)が、いま放送中の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』を最後に放送終了となることが10月30日にニュースに上がりました。
スーパー戦隊シリーズは2025年4月で放送開始から50周年を迎えましたが、その歴史に幕を下ろすことになりました。
どうして放送終了？！
うちの小学生の娘も、中学生の息子も、小さかったときに大好きだったスーパー戦隊。私自身も子供の頃はレッドやピンクに憧れて、毎週放送を楽しみに見ていました。日本の特撮文化の代表作品ともいえるこのシリーズが放送が終了するなんて、とても残念でなりません。
終了の理由について、関係者は「背景には番組制作費が見合わないなどの状況があったようです」と話しているそうです。少子化の影響もあってか、関連グッズなどの収益低迷も影響しているようで、制作費に対して収入が追いつかなくなり、少子化や競合作品との競争も背景にあると見られています。
競合といえば『仮面ライダー』が幅広い年齢層に根強い人気がある一方、ウルトラマンが海外展開を強化しているのと比較し、スーパー戦隊には打開策が不足していたのでは、と見られているようです。
また、日曜朝の放送時間帯は、もともと高視聴率が見込みにくいという課題もあったそう。一部では、制作に携わるスーツアクターの降板などが制作に影響を与えたという報道もあります。
俳優さんの降板だけで、これだけ長く続いたシリーズが終了になるとは思えない程、スーパー戦隊シリーズは私たちのテレビ人生で大きな影響があったのだな、と感じてしまいます。子供の時に楽しんで見たものの影響は大きいものですね。
総合すると、やはり費用面での状況が大きく影響したのかな、と思わされますね。
シリーズ出身の人気俳優は？
スーパー戦隊シリーズといえば、若手俳優さんの登竜門という認識ですよね。
これまでスーパー戦隊シリーズの歴代レッドで好きな俳優ランキングがAll Aboutニュースに掲載されています。
- 9位：結城真一（『電子戦隊デンジマン』1980年放送）
- 8位：小澤亮太（『海賊戦隊ゴーカイジャー』2011年放送）
- 7位：金子昇 （『百獣戦隊ガオレンジャー』2001年放送）
- 6位：竜星涼 （『獣電戦隊キョウリュウジャー』2013年放送）
- 5位：永井大 （『未来戦隊タイムレンジャー』2000年放送）
- 4位：誠直也 （『秘密戦隊ゴレンジャー』1975年放送）
- 3位：千葉雄大（『天装戦隊ゴセイジャー』2010年放送）
- 2位：志尊淳 （『列車戦隊トッキュウジャー』2014年放送）
- 1位：松坂桃李（『侍戦隊シンケンジャー』2009年放送）
どの俳優さんも人気の方々ばかりですね！ 2000年～2014年に出演された俳優さんが上位にランクインしており、親子で見てきた、という方も多いのではないでしょうか。40代の私は、スーパー戦隊シリーズから始まるそれぞれの俳優さんの成長を見させていただいてきたなあ、と感慨深いです。
1975年放送の『秘密戦隊ゴレンジャー』誠直也さん(2025年現在 77才)がランクインしているのをみて、子供の時に見ていたのを思い出し、とても懐かしいのと嬉しいのとが混ざった気持ちになりました。誠直也さん、いつ見ても格好いいです！
まとめ
50年の歴史に幕を下ろすことになるスーパー戦隊シリーズ。制作費などの関係でなくなっていくことはとても寂しいですが、子供の時に格好いい俳優さんたちを見て自分もなりきって遊んだ憧れの気持ちや、子供たちが夢中になって楽しんだことを、忘れることはありません。また、何らかの形で復活できる事を願っています。
コメント